「西村晃のマーケティングの達人 大繁盛の法則」企業経営・売上アップのヒントを提供

企業ニュース

月別バックナンバー

「GS世代研究会」誕生日に

2018年4月18日

2011年4月18日。

東日本大震災からまだ1か月余りという混乱のなかで、「GS世代研究会」を発足させて7年がたちました。

発足時は22の自治体と企業でのスタート。

その中には震災で3つの事業所を流された釜石市の小野食品や、復旧活動で奔走するヤマト運輸なども含まれていました。

私が「GS世代攻略術」を前年に出版し、「GS世代研究会」を思いつき準備に追われていたさなかでの震災と原発事故に、「GS世代」向けの勉強会など作っても仕方ないのではと、しばらく悩みました。

しかし、3月末にあるひらめきが沸きました。

「GS」とは ゴールデンシクスティーズでもあるが グローバルセキュリティでもありゼネラルサティスファクションのことでもある、と。

自然災害や原発事故など地球規模の安全を今こそ官民で考える時ではないか、あるいは被災地でつらい生活を余儀なくされている方々を考えても、また貧富の差の拡大を考えても、また高齢社会で一人暮らしのお年寄りの生活の不自由さを考えても憲法25条で保障されているはずの健康で文化的な最低限度の生活保障が危機にさらされている、一般の人々の生活の満足を追求すべきではないか、そう考えました。

ゴールデンシクスティーズをメインに据えながらもグローバルセキュリティやゼネラルサティスファクションにも目配りする組織にしよう。

22の自治体と企業の皆さんとそう決議したのが、2011年4月18日だったのです。

以来「GS世代研究会」は、東日本大震災はもとより熊本地震などでも被災地支援に努めてまいりました。

またシンポジウムや勉強会、見学会などをのべ30回以上積み重ねて「GS世代」向けのマーケテイング研究を行いました。

さらに白洋舍のホワイトクラブという通販カタログ販売を皮切りに、大企業と自治体、そして地方の中小企業の連係による新事業創造という試みを続けています。

発足から5年ほどたったころ、すなわち団塊世代が60代から70代に入り始めたころから、後期高齢者対策に重点を移そうということになり、自治体の首長にもたびたび お集まり頂き議論した結果生まれたのが 「歩き愛です(あるきめです)」でした。

これは税金をかけずにイベントの参加証として歩数計を購入してもらい、イベント当日にとどまらず毎日散歩習慣をつけてもらい、近隣の優待店舗で歩数計提示で優待がうけられ、しかも一度手に入れた歩数計で全国の「歩き愛です(あるきめです)」イベントに以後無料で参加できるというもので、健康推進、商業活性化、観光誘客に効果が期待できます。

開始から3年、全国でイベントが繰り返されるようになりましたが、それを支えていただいているのは「GS世代研究会」会員企業から頂くたくさんの協賛賞品です。歩数計代を出しても、賞品が豪華だということが評判になって開催地ではリピート率が高くなっています。

このように「GS世代研究会」も7年の歴史の中で、シンポジウムや勉強会で学んだことを具体的実践で成果を上げることに活動の重心を移してきています。

その流れで昨年末からは元京王百貨店取締役の三浦務氏を「GS世代研究会」事業会社「㈱グッドセレクト」のアドバイザーに招き、「GS世代研究会」内部企業の 健康や介護福祉をテーマにした商品を中心に 全国の小売業で販売する通称「三浦百貨店」を推進しています。

さらに道の駅と連携する試みも始めるなど、新しいシニア市場への発信を続けてまいります。

8年目に入る「GS世代研究会」にますますのご支援を賜りますようよろしくお願いします。


                                                                4月18日

                                                             「GS世代研究会」座長 西村晃