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自然災害で蝕まれる国土

2018年4月16日

昨年春、宮崎県の高千穂から大分県中津にかけてクルマで走った。
耶馬溪と呼ばれる急峻な風景は九州有数の景勝地として知られる。
しかし、前年の熊本地震でその崖が何ヵ所かで崩れて、見るも無惨な姿になっていた。

私が訪ねた後、昨年夏には九州北部豪雨が襲いこの付近でも鉄道が寸断された。
今回耶馬溪地区で起きた地滑り、滑落は何の前触れもなく突然起こったと伝えられるが、度重なる地震や大雨で地盤に異変が生じていて、たまたま大きな崩壊まで少々の時間がかかったということも想定できるのではないだろうか。

そしてこのことは、今回の現場に限らない。
度重なる地震や台風、豪雨により、地盤崩落、河川決壊などが少しづつ進み、何かの拍子で大きな崩壊につながりかねないという心配は至る所にあると思う。

財政が苦しくなり、治山治水に避けるカネが乏しくなるだけに、今後自然災害の危険性も高まることが懸念される。

行政だけでなく、我々も身の回りをあらためて確認し、異常を見つければいち早く土木事務所や警察に通報し、最悪の事故を未然に防ぐことが求められる。