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あと4日で年金支給日。
先週ショッピングセンターで健康フェアを開きました。
狙いはシニア層、健康や介護をテーマにした商品を紹介するイベントでした。
しかし予想よりもまずショッピングセンターに来るシニア層が少なく感じました。
あるテナントの主人に聞くと、
「今は年金支給日の直前で皆さん毎度のことで一番買い物をしない時期なんですよ。
偶数付きの15日になると一斉に繰り出してきます」という話でした。
実際15日は早朝からATMの前に長い行列ができるそうです。

いま世帯数で考えるとおよそ10軒のうち3軒が「主たる収入は年金」という家庭です。
これがあと5年もたつと4軒に増えます。
もちろん地域性もありますから、地方ではすでに買い物客の相当数が年金暮らしというところもあると思います。
これはもはや景気の問題ではありません。
今の日本の景気は決して悪くはないはずです。
企業は好業績、政府が経団連などにベースアップをお願いするという話もあります。
しかしそれは年金暮らしの家計では遠い話のはずです。
景気の割に消費が伸びないのは政策の問題というよりも、消費者の高齢化の進展のほうに原因があると考えれば納得できます。

今日の消費の特長は、節約時々贅沢。
シニア層は貯金を持っていないわけではないが、日常の生活費は年金で賄おうとする
日々の生活のために貯金を取り崩そうとは思わないということです。
この傾向を実際に確認したことが今回のイベントの最大の収穫だったと思います。

今日あたり、「もういくつ寝ると年金支給日」と心待ちにしている人が多いはずです。