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先週の台風24号接近の前にJR東日本は広域に電車を止めた。

NHKは他の番組をほぼ取りやめ、総合テレビを事実上災害専門チャンネルにした。

最近はニュースでもなんでも上乗せテロップで、スマホのバッテリー節約の仕方から二次元バーコードまで出してテレビを見ている人にネットでも情報を取れとご丁寧に案内する。

至れり尽くせりである。

災害多発時代にまさに戒厳令下のような世相を現出したNHKとJR東日本だ。

でも、たとえば全面ストップした東海道線や横須賀線と並行している京浜急行は普通に走ってJRが止まって困ったお客を運んでいたし、民放は普通の番組を流していた・・・・。

本当にここまでする必要があったのだろうか?

放送とネットの融合で新たな受信料収入を目指すNHKとしては多チャンネルを活かして、番組は衛星で災害ニュースは総合テレビでとすみわけながらネットとの情報共有化を目指している。

つまり経営戦略で災害報道を考えている。

NHKの最大の強みは日本中に一元化できるネットワークを持ち、コマーシャルを気にせず災害報道に注力できることだ。

やはりNHKは必要、と国民に思わせるためにここぞとばかりの攻め時こそ災害時なのだ。

放送とネットの融合をPRするチャンスと意気込む姿が透けて見えてあさましい。

災害で国民を脅かして商売に有利な世論つくりをしようという魂胆が最近は目立つ。

一方のJR東日本。

初めての計画運休だと言うが、結果として大きな被害が出たわけでもないのに翌日昼過ぎまでのダイヤ混乱はなんだ。

そもそもダイヤ混乱を最小限にするための計画運休のはずなのに、運休した結果翌日も線路点検で運休だとは親方日の丸商売だ。

民間鉄道では考えられない殿様商売ではないか。

そもそも鉄道事業に使うための土地を民営化後も自由に使わせてもらい、そこでエキナカビジネスなどと称して家賃をとりまくる濡れ手に粟の商売。

駅の外に人を出させないで自分だけ良ければいいという安直なエキナカ発想は駅前を中心に街を作ろうという民間鉄道とは異なる人種だ、と民鉄は怒る怒る。

NHKといいJR東日本といいもともと稼がなくても放送法に守られた受信料、お上から頂いた地べたで商売できるお気楽体質。

それが垣間見えた台風一過である。