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2019年6月24日

またも交番が・・・

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恍惚の人半世紀

2019年6月17日

品種改良がヒット商品をつくる

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少子化加速

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2019年6月のバックナンバー

またも交番が・・・

2019年6月24日

海外と比べて日本の治安がいいのは交番制度のお陰といわれる。
街の要所要所に警官が立ち、日ごろから市民の相談を受ける仕組みは日本独自のモノだ。しかし近年はその交番が襲われる事件が頻発している。
交番制度そのものを見直すときに来ているという見方もあるが、一方で外国人が増えて道案内や治安維持に交番の役割がますます高まっているときとも考えられる。
治安は国の基本だけに大問題だ。
16日午前5時40分ごろ、大阪府吹田市の「千里山交番」の敷地で、警察官が血を流して倒れていると110番があった。
同交番に勤務する吹田署地域課の古瀬鈴之佑巡査(26)が男に複数箇所を刺され重傷。所持していた実弾5発入りの回転式拳銃が奪われた。府警は強盗殺人未遂事件として吹田署に捜査本部を設置。逃走した男の行方を追っていたが、翌17日箕面市内で犯人は逮捕された。
迅速な捜査と市民からの情報提供などの成果といえる。
しかし今後の日本の治安の在り方に教訓を残した事件だった。

 

恍惚の人半世紀

2019年6月24日

 半世紀前、有吉佐和子さんの「恍惚の人」がベストセラーになった。
息子のことがわからないくらいなってしまった舅の世話に悩む嫁の苦労話だった。
当時は認知症などという言葉もなく「恍惚の人」というネーミングが話題になった。
その本を読みかえしてみて今ではどこでも聞くような話であることを感じた。
当時の日本では珍しい話が今は当たり前になっている。
2018年中に認知症か、その疑いが原因で行方不明になり警察に届け出があったのは前年比1064人増の16927人だったことが警察庁のまとめで分かった。
統計を開始した2012年と比べ1.76倍になった。
12年以降毎年増え、過去最多を更新している。
昨年中に所在確認できなかったのは197人だった。

 

品種改良がヒット商品をつくる

2019年6月17日

メロンがおいしい季節です。
スーパーの青果売り場に各種メロンが並んでいます。

高級なものもありますが、最近は1000円未満でも玉太りが大きく甘みの乗ったおいしいメロンが数多く出ています。

そういえば私が子供の頃、プリンスメロンというやや小ぶりのメロンがありました。

最近はあまり見かけなくなりましたが、まだメロンが高嶺の花だった時代にマクワウリとヨーロッパ系のメロンを掛け合わせ、手ごろな価格でマクワウリより甘いメロンを日本で売り出そうと開発したものだそうです。

プリンスメロンのデビュ―は1960年代、オリンピックから高度成長、そして食の洋風化が進んだ時期でもありました。

近年はイチゴの品種改良や、デコポンやきよみといった晩柑系柑橘類の開発栽培が進み、果物市場に大きな変化が起きています。

バナナやグレープフルーツ、温州ミカンなどはそのあおりで売れ行きを落とすものも出ているようです。

日本は品種改良による付加価値の大きい農産物を作る先進国です。

四季のある日本では果物売り場は二週間単位で売れ筋商品が変わっていきます。

こうした文化は海外から来た人たちにも感動を与え、世界に向けての農産物輸出市場の可能性を秘めています。

ハイテク農業に日本の未来がある、と考えるのはけっして荒唐無稽な考えではない、と思います。

 

少子化加速

2019年6月10日

今年の新成人数は125万人だった。
厚生労働省の人口動態統計によると2018年に生まれた赤ちゃんの数(出生数)は統計開始以来、最少となる91万8397人(前年比2万7668人減)となり、3年連続で100万人を割り込んだ。
つまり20年後の新成人は今年と比べて30万人以上減るわけだ。
3割も減る計算である。
少子化は止まらない。
女性1人が生涯に産む子どもの推定人数を示す2018年の合計特殊出生率は1・42となり、前年から0・01ポイント下がったことが7日、厚生労働省の人口動態統計(概数)で分かった。3年連続の減少。若い世代が減っており、安倍政権が掲げる「25年度末までに出生率1・8」の目標達成は厳しさを増した。10月から幼児教育・保育無償化が実施されるが、より実効性の高い少子化対策が求められる。
政府の対策の効果が上がることを期待はするが、現実には個人の事情に起因するものだけに経済環境の整備だけで解決するとは考えにくい。
生産人口減少を前提に国造りと考えることが令和の時代の基本戦略だろう。
AIによるロボット導入と外国人労働力の誘致以外に解決策は見当たらない。
ロボットと人間の仕事のすみわけ、また単なる実習生による助っ人ではなく、移民を認めることをタブーで議論しないで済ますことは許されない。
外国人が人生の大半をこの国で働く時代に、同権利を認めるか考えておかなければ欧米のようにデモやストライキ、果てはテロといった紛争の火種になる可能性を指摘しておきたい。

病んだ社会の一断面

2019年6月10日

「殺さなければ殺されると思っていた」

自宅で長男を刺したとして殺人未遂容疑で逮捕された元農林水産事務次官の熊沢英昭容疑者の話に胸が痛む。

76歳、人生の第4コーナーを過ぎて、成功者と思われてきた人の急転直下の転落はあまりにも無残だ。

熊沢容疑者は、無職の長男英一郎さん(44)から激しい家庭内暴力を受けたと捜査関係者に話し、体にあざもあったという。

熊沢容疑者は「(英一郎さんが)川崎市であった殺傷事件のように子どもに危害を加えてはいけないから殺した」という趣旨の供述をしており、警視庁練馬署は詳しい動機を調べている。

これまでの調べで、英一郎さんは中学二年のころから家庭内暴力をふるい始めたと、熊沢容疑者は説明しているようだ。

きっかけは、英一郎さんが学校で受けたいじめで、不登校になり、ひきこもるようになったという。

ちょうどこの時期熊沢容疑者は人生で最も多忙な時期で、仕事に熱中していたと想像できる。

英一郎さんは一人暮らしをしていた時期もあったが、今年五月下旬に本人の希望で実家へ戻った。

熊沢容疑者は「再び家庭内暴力が始まった」「以前から身の危険を感じていた」と話し、殴る蹴るなどの激しい暴行を受けたと説明している。

事件の数時間前、自宅に隣接する小学校の運動会について、英一郎さんが「うるさい。ぶっ殺すぞ」と言い、注意した熊沢容疑者と口論となり、暴行していたことも判明。英一郎さんは両親に対しても日常的に「殺す」と暴言を繰り返していたという。

署は、激しい家庭内暴力を受けて身の危険を感じていた熊沢容疑者が、先月28日に川崎市多摩区で私立カリタス小の児童ら20人が殺傷された事件のように、英一郎さんが子どもや周囲に危害を加えかねないと考え、事件を起こしたとみて調べている。

子供といってももはや中高年。独り立ちしない、できない、しようとしない子供の存在に悩む高齢の親は潜在的に多いのかもしれない。

熊沢家はいわゆる団塊ファミリ―にあたる。なかなか結婚せず親への依存を続ける社会現象はパラサイトシングルと呼ばれたこともある。

子供の側も中高年になり、パラサイトしてきた親が老いてきて身の置き場がなくなってきたことと、思うに任せない社会に対する不満が貯まっていると推測できる。
公的なケアといっても正直なところ限界があるだろう。

私には明解な解決策は浮かばない。最後は家庭内の事は自分で解決しなければという結論しかないような気がする。

家庭の危機が迫ってからあわてるのではなく、もっと親子が若い時から手を付けて来なければいけないことだという指摘も正しいと思う。

ではどうしたらよいのか?

未来に解決するのか?

ひとつだけ言えることは、こうした事件の集中豪雨的な報道は事態をさらに混迷させてしまい社会のパニックを進行させるだけだということだ。

社会全体が冷静な判断をすることが求められる。

 

令和の時代、中高年の闘い

2019年6月 6日

 人生100年時代に48歳はまだまだ若い。
しかし小学生や中学生が活躍し、何より人工知能AIの進出が著しい囲碁将棋の世界にあってはもはや「晩年」なのかもしれない。
平成の怪物羽生善治さんは、近年「老い」と闘っているように見える。
羽生さんは史上初めて、七大タイトルを同時制覇。
その後も99期という最多タイトルを獲得、タイトル戦以外の一般棋戦で最多優勝(45回)など、数々の新記録を打ちたて2017年には、現在7つある永世称号の資格を全て獲得する「永世七冠」を達成し、18年に将棋界初の国民栄誉賞を受けた。
将棋界は若手棋士が次々に台頭、群雄割拠で多くの棋士がタイトルをもち、藤井聡太七段をはじめ十代の棋士も次々に活躍している。その背景にはコンピュータによるデータ分析が巧みな若手ほど多くの棋譜を会得し実戦に活用しているという「修行のイノベーション」がある。「昭和の怪物」大山康晴十五世名人の時代まではいわばアナログの時代、それを平成の時代代わりに登場した羽生さんは、出始めたパソコンなども活用する先駆者であった。
先日その大山さんの記録通算勝利数1434勝を上回る歴代最多勝を記録した羽生さんは、直近ではすべてのタイトルを失って称号がなくなり「九段」を名乗っており、引退もうわさされる状況だ。
令和の時代に平成の怪物がどう踏ん張れるか、それは時代に抗う中高年の苦闘と受け取れる。
頑張れ、羽生さんと声をかけたくなる人も多いに違いない。

 

勝負の6月が始まった

2019年6月 3日

4月5月は天皇退位と即位、新元号スタートに国賓トランプ夫妻来日と、祝賀儀式が相次ぎ何となく落ち着かない時期を過ごし、気が付けばもう6月である。

本年を令和元年と考えれば始まったばかりだが、2019年と考えればもう半ばである。

今年は短く感じる人が多いはずだ。

そしてこの6月は正念場である。

7月に予定される参議院選挙に総選挙が重なるか、それに関して秋の消費税引き上げが予定通りに実行されるかも今月にめどが立つ。

選挙を意識して外交に注力する安倍総理はG20に加えて、イランや北朝鮮訪問なども模索するだろう。

7月は選挙とオリンピックまで1年の話題一色となり、秋以降はワールドカップラグビー、大嘗祭に両陛下パレードなどでまたお祭り騒ぎとなる。

誠に騒々しい2019年もいよいよ正念場にさしかかった。

 

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