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令和の時代、中高年の闘い

2019年6月 6日

 人生100年時代に48歳はまだまだ若い。
しかし小学生や中学生が活躍し、何より人工知能AIの進出が著しい囲碁将棋の世界にあってはもはや「晩年」なのかもしれない。
平成の怪物羽生善治さんは、近年「老い」と闘っているように見える。
羽生さんは史上初めて、七大タイトルを同時制覇。
その後も99期という最多タイトルを獲得、タイトル戦以外の一般棋戦で最多優勝(45回)など、数々の新記録を打ちたて2017年には、現在7つある永世称号の資格を全て獲得する「永世七冠」を達成し、18年に将棋界初の国民栄誉賞を受けた。
将棋界は若手棋士が次々に台頭、群雄割拠で多くの棋士がタイトルをもち、藤井聡太七段をはじめ十代の棋士も次々に活躍している。その背景にはコンピュータによるデータ分析が巧みな若手ほど多くの棋譜を会得し実戦に活用しているという「修行のイノベーション」がある。「昭和の怪物」大山康晴十五世名人の時代まではいわばアナログの時代、それを平成の時代代わりに登場した羽生さんは、出始めたパソコンなども活用する先駆者であった。
先日その大山さんの記録通算勝利数1434勝を上回る歴代最多勝を記録した羽生さんは、直近ではすべてのタイトルを失って称号がなくなり「九段」を名乗っており、引退もうわさされる状況だ。
令和の時代に平成の怪物がどう踏ん張れるか、それは時代に抗う中高年の苦闘と受け取れる。
頑張れ、羽生さんと声をかけたくなる人も多いに違いない。