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メロンがおいしい季節です。
スーパーの青果売り場に各種メロンが並んでいます。

高級なものもありますが、最近は1000円未満でも玉太りが大きく甘みの乗ったおいしいメロンが数多く出ています。

そういえば私が子供の頃、プリンスメロンというやや小ぶりのメロンがありました。

最近はあまり見かけなくなりましたが、まだメロンが高嶺の花だった時代にマクワウリとヨーロッパ系のメロンを掛け合わせ、手ごろな価格でマクワウリより甘いメロンを日本で売り出そうと開発したものだそうです。

プリンスメロンのデビュ―は1960年代、オリンピックから高度成長、そして食の洋風化が進んだ時期でもありました。

近年はイチゴの品種改良や、デコポンやきよみといった晩柑系柑橘類の開発栽培が進み、果物市場に大きな変化が起きています。

バナナやグレープフルーツ、温州ミカンなどはそのあおりで売れ行きを落とすものも出ているようです。

日本は品種改良による付加価値の大きい農産物を作る先進国です。

四季のある日本では果物売り場は二週間単位で売れ筋商品が変わっていきます。

こうした文化は海外から来た人たちにも感動を与え、世界に向けての農産物輸出市場の可能性を秘めています。

ハイテク農業に日本の未来がある、と考えるのはけっして荒唐無稽な考えではない、と思います。