「西村晃のマーケティングの達人 大繁盛の法則」企業経営・売上アップのヒントを提供

ブログ

最新記事

2019年7月24日

祭りのあとの虚無感

2019年6月24日

恍惚の人半世紀

2019年6月10日

少子化加速

2019年6月 6日

令和の時代、中高年の闘い

月別バックナンバー

祭りのあとの虚無感

2019年7月24日

参議院選挙は終わったが、何か虚無感しか残っていない。
誰も勝たなかった選挙なのだ。
一番負けたのは国会だ。投票率が50%にも及ばないという現実。国民の関心の低さというか、何も期待されていないということを深刻に受け止めるべきだ。
粗さがしと、パネルボードを持ち出してテレビの前で国会質問することだけに一喜一憂している軽薄な国会議員に国民は愛想をつかしている。
選挙結果は、自民、公明両党で71議席を獲得、改選議席の半数62を超えたが、自公と憲法改正に前向きな日本維新の会の「改憲勢力」では、改憲発議に必要な参院の3分の2(164)を割り込んだ。
立憲民主党は改選議席の倍に迫る17議席に伸ばした。しかし3年前あるいは6年前の段階でこの政党はなかったことを考えると「伸ばした」というほど支持が増えたとはいいがたい。政治団体「れいわ新選組」は比例で2議席を獲得、また政治団体「NHKから国民を守る党」も1議席を得たことを考え合わせると、反与党の意思を集める受け皿がいかに少なかったかということではないかという気がする。
既存野党のだらしのなさだけが印象に残る、後味が悪い選挙だった。
きわめて与党寄りというより首相よりの新聞が「安倍6連勝」と書き立てるほど実際には与党も勝ってはいないのだ。
安倍首相(自民党総裁)はテレビ番組で、改憲について「議論していけという国民の声を頂いた。国会で議論が進んでいくことを期待したい」と表明した。
改憲勢力の非改選議席は無所属を含め計79。改憲勢力で3分の2に必要な85議席に4議席足りなかったため、首相は国民民主の一部などの協力も得て、早期の改憲発議を目指す意向だ。
仮に改憲が発議され国民投票になって、果たして投票率が50%を超えるだろうか?
危機意識の乏しいこの国の行く末を案じる。