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半世紀の変化

2019年8月 5日

一年後のオリンピックに向けて東京都内も交通規制の実験が始まった。
 
思えば55年前の前回五輪の時にはまだモータリゼーションは始まっていなかったから、道路の渋滞対策はほとんどとられなかった。
できたばかりの首都高速道路は資料映像で見る限りガラガラだった。
日本の人口は当時は1億人前後。高度成長の前期でまだ東京一極集中というほどではなかった。
 
さてそれから半世紀。
その後1億2600万人にまで増えた人口が減り始めた。
とはいえまだ前回五輪当時よりは人口規模は大きい。
 
東京首都圏には3000万人が住み、一極集中が進行している。
考えてみれば半世紀という時間はやはり大きな変化をもたらすものだ。
 
総務省が発表した住民基本台帳に基づく人口動態調査によると、今年1月1日時点の国内の日本人は1億2477万6364人で、前年から過去最大の43万3239人減少した。マイナスは10年連続だ。昨年1年間の出生数が最少だったのが大きく影響した。
 
都道府県別で伸びたのは東京圏(埼玉、千葉、東京、神奈川)と沖縄のみ。外国人は16万9543人増の266万7199人だった。

人口が減る中、居住地が東京圏に偏る構図で、少子化対策と一極集中の是正が求められる。
 
名古屋圏(岐阜、愛知、三重)と関西圏(京都、大阪、兵庫、奈良)の落ち込みが大きかったのが今回調査の特徴だった。
 
全国に新幹線と高速道路が張り巡らされ、国土の均衡ある発展がお題目だったが、それとは裏腹な状況が進んでいる。