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次々に発表される経済指標は最悪なのに、なぜか株価は底堅い。
バブルが崩壊したときのあの半値以下に沈んだ株価を知っている身から見れば不思議な現象だ。
出現している事態に後から理屈を並べることを「後講釈」という。
 
曰く、「これ以上悪くならないと思うから、今後は景気は良くなるという期待値でも株価は上がる」
「中央銀行がかつてないほど潤沢な資金供給を行っており、当面その資金が設備投資には向かわず、株式市場に流入している」
「アフターコロナを睨んで新たな社会構築への投資期待で株価は上がる」などなど・・・。
 
先日あるテレビの経済番組で、証券アナリストという人が「オフィスビルの需要が大きく増すので株価に期待」として個別銘柄を紹介していた。
でも、テレワークで在宅勤務が増える、あるいは新規採用を絞ったりリストラが進む中で、オフィスビル需要が高まるとは如何にも不自然、と見ていた私は思ったものだ。
するとそのアナリスト氏、
「ソーシャルディスタンスで、オフィスの一人当たりの必要スペースが増えるから、オフィスビルの需要が増す」と説明していた。
 
はて?
皆さんはどう思うだろうか?
ちなみにこのコーナーの最後にアナウンサー氏は
「あくまでも投資は個人の判断でお願いします」とわざわざ断りを入れていた。
「無責任な言いっぱなし」と言われない用心なのだろうかと笑ってしまった。
 
株価が下がれば、「絶好の買い時」、
上がれば、「買わないリスク」、と言ってのける証券会社は
どんな時でも太鼓をたたくのが仕事なのかもしれない。