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三和、東海、日本興業、第一勧銀、住友、三井、さくら、東京、日本長期信用・・・。
いまはなくなった銀行の名前だ。
バブルが崩壊して金融恐慌により大手都市銀行は合従連衡で3メガバンクに集約された。
また百貨店も三越伊勢丹。大丸松坂屋、西武そごう、阪急阪神と言うように合併が相次いだ。
JALと日本エアシステムの統合もあったし、生保、損保、石油業界などでも激しい波が押し寄せ統合が推進された。
 
コロナ不況は、あのバブル崩壊をさらに上回る大激震である。
すでに経済が変調してから半年以上が経っている。
低迷はまだ出口が全く見えない状況だ。
たとえコロナワクチンが開発され、ある程度の感染終息が見られたとしても外国人観光客が元に戻るまでには10年近い歳月がかかるだろうし、一度始まったテレワーク、オンラインミーティングなどの動きはもう止まらない。
ホテルやオフィス、交通機関などの需要は根本から変わってしまった。
これは一過性のことではない。
製造業も世界各国の経済が復調するまでは輸出は厳しい状況が続く。
そうなると、バブル崩壊の後「失われた20年」などと言われた長期間の経済低迷と産業界の再編成が繰り返される可能性を覚悟すべきだ。
もともとこの国では自動車や家電産業のメーカー数が他国と比べてかなり多かった。今回もさらなる製造業の再編が予想される。
また鉄道、バスそして航空業界、旅行会社、ホテルでも赤字部門廃止や大同合併が動き出すだろう。
流通でも百貨店はさらなる集約、場合によってはコンビニやスーパー業界でも統合が行われる可能性がある。
 
コロナが一段落しても経済の混迷はまだ始まったばかりなのである。