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★機械に絶対安全はあり得ない

2020年10月 7日

 
両手でTの字を作り、そのあとハンドルを持つ格好をすればトヨタ自動車、
同じTの字をつくったあと右手で波のしぐさをすれば東京海上・・・。
東京証券取引所の大広間にたくさんの男たち(なぜか女性はいなかった)が群れていた風景を覚えている人も少なくなってきた。
場立ちと呼ばれる人による株の売買が廃止されたのが1999年である。いわゆる金融ビッグバンによる規制緩和の一環で100パーセントシステム取引になった。
平成の30年で株の売買は大きく変わり取引量も拡大した。個人もスマホやパソコンで売買を行うのが当たり前になり、全国の証券会社の窓口も大きく変わった。
時代の流れを痛感する現場が証券取引の世界である。
しかしその頼みのコンピューターが一度止まってしまうと、大混乱を引き起こす。
あってはならないことが起こった。
東証などのシステム障害で、株式市場は丸一日取引停止に追い込まれた。
コンピューターシステムの会社は、トラブルは起きない安全性を強調していたようだが、そもそも機械にリスクゼロはない。
もし航空機や新幹線のコンピューターに狂いが生じたら、
自動運転車のコンピューターが停止したら、
電力会社の電気供給システムのコンピューターに異常が生じたら・・・。
そんなことはありえないという前提があって社会は動いているが、それは神話が崩壊するまでの夢想にすぎないはずだ。
絶対落ちない筈のジャンボ機は墜落し、原発も崩壊した。
所詮機械とはミス多き人間のつくったものだ。
人工知能さえも人間がつくったものなのである。
厄介なことに一度壊れるとブラックボックスで簡単には直せない。
コンピューターが壊れてもあの手信号で株の売買ができる人はもういない。
音が出ないラジオを引っぱたいたら直った、という時代は遠くに行ってしまった。