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★混迷するアメリカに光が灯るか?

2020年11月11日

77歳が若々しく見えた。
分断ではなく統合を、と訴えたスピーチには力がみなぎっていた。
 
春かぜに
花ひらく
かの人の来るらし
春かぜに
花ぞ散る
かの人の去りゆくらし          朝鮮詩集より
 
アメリカ大統領選挙はバイデン氏が史上最高の得票で当選した。
しかしいまだトランプ大統領は不正選挙だと主張し敗北を認めようとしない。
かりそめにも4年間、国の最高権力者として民主主義の憲法を執行してきた張本人が、その選挙結果を否定する言動を続け、過激勢力を焚き付けて暴力と分断を煽るようなふるまいを続けるとは、なんと見苦しいことだろうか。
こんな人物を一度は権力の座につけてしまったアメリカの非常識さを思わざるを得ない。この4年間彼の傍若無人な振る舞いが、世界の平和や環境問題に大きな後退をもたらしてきた。
これまでにもアメリカの大統領の中には、孤立主義、アメリカ第一主義を標榜する人物は存在した。しかしトランプ氏ほど思いつきで軽挙妄動に走った人物は例外中の例外といえる。ここにきて治安対策に異を唱えた国防長官を解任するあたり専横な振る舞いはホワイトハウスを去る日まで油断ができない。
バイデン氏の評価よりもいかに破廉恥な男をホワイトハウスから追い出すかが選挙最大の焦点というのが世界の見方だったのに、それでも彼に7000万人以上が一票を投じたこと自体がアメリカの現実、とため息が出る。
中東や対中国などの国際問題、環境問題、コロナ対策などあらゆる面でアメリカは今後常識的な判断と選択をしてゆくだろうと今はただただホッとしているというのが本音である。

★理性、判断力はゆっくりと歩いてくるが、偏見は群れをなして走ってくる
                                                                                                     ルソー 「エミール」