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★顔認証、自動運転バス体験乗車

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いま前橋市で全国初の画期的な実験が行われている。5Gを活用、路線バスを使っての自動運転だ。しかも顔認証によりキャッシュレスの乗客を捕捉するという先進的な試みである。
これは前橋市、群馬大学、地元バス会社などが協力して行っているものだ。完全な無人運転は法的に認められていないため運転席にバス運転手が座り必要に応じて手動運転に切り替えられるようにしている。さらに群馬大学次世代モビリティ社会実装研究センターに設置された遠隔管制室で担当者が遠隔監視を行い、自動運転だけでは判断が難しい時に対応している。
バスは時速19キロで車体にカメラや障害物を検知するレーザーセンサーなどを装着、信号の色や周辺状況に応じてアクセルやブレーキなどを制御する。5G(第五世代移動通信システム)により安全性と効率性が向上、顔認証機能によってキャッシュレス乗車も目指している。
このバスに私はモニター乗車した。
モニターになるためにはまず市役所で登録が必要だった。顔認証用の写真を撮影してマイナンバーカードの顔写真と照合、本人確認したうえで登録する。こうすればバス乗車時に備え付けのカメラに顔を撮影させることで、私であることをバスが認識、実証実験中はモニター登録者は無料で乗車できる。
バスは「けやきウォーク」というショッピングセンターのバス停をスタート、ショッピングセンター内の駐車場内をゆっくり動き出す。たくさんの車が並んでいるし、車の間から子供などが飛び出す可能性もある。低速で慎重に動く。運転手は万が一備えてハンドルのそばに手を携えて待機している。
通りに出るとスピードが上がる。車線変更、信号停車、方向指示器をだして曲がることも問題がない。今回はJR前橋駅経由、上毛電鉄中央前橋駅までのおよそ10分ほどの路線での実験だった。
駅とショッピングセンター、あるいは駅と病院など近距離でそれほど利用者は多くなくとも地域の足として廃止できないという路線が今後ますます増えると予想される。こういう条件で自動運転バス、顔認証パスの運行は可能性が大きいと思う。体験してみて、前橋のような地方都市でのニーズをにらんでこの実証実験を行っている意味が理解できた。