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2017年5月29日

就職率の高さに思う

2017年5月22日

ミスマッチ

2017年5月15日

街で見つけた自販機

2017年5月 8日

あと3年のリスク

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就職率の高さに思う

2017年5月29日

ぱっとしない景気の中で高卒大卒の就職率は空前の高さだといいます。

経済成長は低いけれど、若年人口の減少から慢性的な人手不足がおきているという解釈が正しいはずです。

私の学卒の時はオイルショックで、均等法以前の女性は門前払い、男性も経済学部卒業予定者のみ面接という大学指定どころか学部指定まであり、めちゃくちゃな採用でした。

また現在40歳近い人たちは、いまだに非正規雇用が過半数なのも彼らの能力の問題ではなく、就職超氷河期にたまたま就職活動をせざるを得なかったからにほかなりません。

今の大学生が就職の心配を全くしなくても引く手あまたというのが、うらやましいというか、そんなに人生甘くないぞというべきか。

ちまたでは大学一年生から、もうOBのリクルーターが接近して飲みに誘いにゆくという話もあるくらいです。

返金不要の奨学金や栄養費という名目の支給、研修と称して海外工場見学など様々な囲い込みもあるようです。

人口減少対策として今後は省力化投資が加速し、それがまた経済成長をけん引するという好循環を期待したいところです。

ただ一方で定年延長というよりも、定年自体を廃止して、能力さえあれば70代80代でも働き続け、給料も減らさない。その代わり公的年金は辞退してもらうという仕組み造りも国全体としては必要でしょう。

60歳で辞めなければならない、と暗い気持ちになる人がいかに多いことか。

経済的にも、そして何より心身のためにももっと働きたいという人がいくらでもいます。

人手不足を嘆き、海のものとも山のものともわからない若者に拝んできてもらいながら、ベテランのまだまだ働ける人に辞めてもらっている。

この矛盾を解決するべきではないでいでしょうか。

企業のためにも国のためにも必要な決断だと思います。


 

ミスマッチ

2017年5月22日

「GS世代研究会」に不思議なことにGS世代向けの婦人服で有名なメーカーが入っていません。
発足当時から手分けしてそうした会社に入会を薦めてきましたが一様に断られました。

いわく「たしかに買ってくださるお客さまの大半はGS世代なのですが、ファッションメーカー自らが中高年御用達とは口が割けても言えません。『年寄り向け』と言ったら最後、買ってくれませんから」
これが一致した見解でした。

60代でも買うのは30代向けとうたっている商品、というわけです。

確かに百貨店などの売り場構成でも、ヤング、キャリア、ミッシーミセス、アダルトまでは婦人服売り場はありますが、一番多いと思われる顧客のシニアの婦人服売り場というのは聞きませんね。
シニア向け売り場と言えば、もういきなり介護用品売り場です。

言い換えれば、ここに今の百貨店や婦人服衣料品が売れない理由があるのではと思います。

最も人数も多く、資産も持っている年齢層が「私たちが買いたいものがない」と不満を言っています。

銀座に次々オープンするファッションビル。

確かに人は多いけれど、せいぜいレストランフロアしかお金を落とさない。

わざわざ来た割には各テナントの店では買っている様子がありません。

買わないのではなく、買いたいものがないというのが本音のようです。

街で見つけた自販機

2017年5月15日

ダシの自販機って知っていますか?
私、名古屋と広島で見つけました。
でも買う人って???

通行人がのどが渇いて買う飲料とはだいぶ位置づけが違いますよね。
スーパーで買う調味料ならば多くのメーカーやサイズなどの選択肢もありますし、特売だって考えられます。

わざわざ自販機をつくるということは、一つの機械の中にせいぜい一、二種類しかないペットボトル入りのダシを定期的に買う人がいなければならないことになります。
ある時買い忘れたときだけ買うという人しか買わないならば、自販機設置の意味はありません。
かといってここだけでしか売ってない高級品というのを売るチャンネルとしたら、やはり自販機ではその高品質が伝わらないとも思います。
私のマーケティング理論では説明がつかないのですが、どなたか教えてください。

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あと3年のリスク

2017年5月 8日

来るまでは待ち遠しく 、過ぎてしまえばあっという間の連休も終わりました。
今年は北朝鮮情勢が緊迫化し、心の片隅になにもなければいいけれどもという不安感を抱えてのゴールデンウィークでした。

幸い、危機は現実とならず当面最も危険だった4月は過ぎました。
しかし台風一過のように暗雲は一気に晴れるかと言えばとんでもない。
北朝鮮は軍備拡張と核実験の方向を変えたわけではなく、金王朝が続く限り、大規模軍事衝突と日本への攻撃のリスクは減りません。
ヨーロッパのISと同じく国家的テロがしかけられる恐れも十分考えられます。

トランプ大統領の1期目が終わる2020年までは、いつ破局を迎えるかもわからないこの緊張状態は続くでしょう。
そうした中で日本は東京オリンピックを果たして安全に行うことができるのか、
また憲法改正や改元といった重要な国家的テーマとも取り組んでいけるのか、
2020年後の本格的な高齢時代への対策も待ったなしという状況で、防衛費の増額なども議論しなければならないでしょう。

向こう3年間は日本の浮沈を賭けた緊迫の日々とみるべきです。

そうした中で、常にリスクを回避できる経営が問われます。

 

 

夏も近づく茶摘みのシーズン

2017年5月 1日

製茶販売業にとって仕入れは、最大の勝負。
いかにいいお茶を、たくさん仕入れるか、ここに命を賭けます。
関東圏の駅ビルなどを中心に40店あまりの製茶販売店を展開する「丸山園」の井ケ田晋社長は、例年4月半ばからの1か月間東京を離れて静岡の工場に泊まり込みます。
この時期静岡で毎日開かれる新茶の市場に通うためです。
お茶どころ静岡は、また全国から新茶が集まり売買される中央市場という位置づけもあります。
「嗜好品である日本茶は好みが人それぞれ違うため、静岡産だけでなく全国の茶産地から原料の仕入れを行っています。産地別の商品アイテムは関東では当社が一番豊富であると自負しております」
井ケ田さんは46歳、この業界では若手の社長です。

「心配なのはお茶の需要の減退、とくに若者のお茶離れが気になります。
緑茶という、醗酵していない緑色のお茶がある文化は世界で日本だけです。しかも急須で淹れた日本茶には、体に良い効能がたくさん含まれています。決して今の人達に好まれない味ではないはずなのに、消費が減少している一番の理由に、『急須で淹れることが面倒くさい』ということがあります。急須で淹れたお茶が美味しい、体に良いという事を若い世代の消費者に訴えるのが私の使命だと思います」
若い感覚の井ケ田さんは、新しい需要を開拓しようと閉塞マーケットに挑戦しています。

 

チョコレート売り場が元気

2017年4月24日

バレンタインのようなギフト市場ではなく、日常食べる菓子売り場のチョコレートが元気です。

これまでスーパーの菓子売り場は、こどものためにお母さんが買う売り場でした。

それに対してコンビニの菓子売り場は、食べる本人、すなわち大人が買う売り場という色分けが暗黙のうちにあったと思います。

しかし 最近は少子化と高齢化によりスーパーの菓子売り場も大人が買う売り場に変質しつつあります。

なかでも顕著なのがチョコレートです。

カカオ76パーセント含有、ポリフェノールたっぷり、乳酸菌入りなどキーワードは「身体にいい」なのです。

こうしたチョコレートは概してもともと高価格、しかも値引き対象にはなりにくいという特徴もあるようです。

大人が自分が食べるために買うのだから「安い」ことが商品選びの基準ではなく、量は少なくてもおいしいもの、身体によいものを選ぶという志向に対応しています。

チョコレートは甘いものという先入観も過去のもの、カカオのパーセンテージが高いチョコには甘さはほとんど感じません。

時代を読んだマーケティングを感じます。

どうぞスーパーに行き、チョコっと覗いてみてください。

 

上野から千鳥ヶ淵、目黒川へ

2017年4月17日

東京ではお花見のピークは過ぎました。
かつてテレビなどが紹介するお花見情報は上野公園や墨田公園が中心でしたが、最近は千鳥ヶ淵や目黒川に移ってきたと感じるのは私だけでしょうか。
ここに近年のお花見の位置づけの変化を感じます。

上野公園や隅田公園は、ブルーシートを敷いて会社単位・家族単位の宴会の花見です。

新入社員の最初の仕事は場所取りなどと言われました。
しかし今の若者は会社単位での飲み会など嫌がります。
その点、千鳥ヶ淵を見てください。
あそこは遊歩道を歩くだけ、ブルーシートの余地はありません。
家族や友人と来てもお酒を飲みながらどんちゃん騒ぎは無理なのです。
ボートには乗っても、団体の宴会はまずありえません。

目黒川の桜見物は花より団子とはいえブルーシート型ではなく、歩きながらホットワインにフランクフルトなどを露店で買い食いするパターンです。
ここも気の置けないカップルや小グループが中心です。

大宴会場完備、熱海温泉旅館慰安旅行タイプ型の花見から、オーベルジュ型花見への変化が嗅ぎとれます。
上野から目黒川へ、
世の中は変わりつつあります。

 

新年度スタート、如何ですか?

2017年4月10日

桜の祝福を受けて、新しい生活が始まる。
厳しい冬を経て、生きとし生けるものが活動を始めるこの時期に人もまた門出を迎える、というこの国のライフスタイルは理にかなうし、何より気持ちの切り替えにも向いていると思います。
しかしながら、冬の雪の最中に受験シーズンを迎える大変さや、欧米との違いが国際化にそぐわないという指摘も少なくありません。

私は、四季があり自然の恵みとともに農業と生きてきたこの国らしさこそ4月新年度スタートだと思います。
なにごとも世界標準、国際化に乗り遅れる。日本独自のガラパゴス化では競争に勝てないという考え方ではなく、ガラパゴスこそ、日本の独自性を発揮できるのであり、強味なのだ、だからこそそういう国に憧れて訪ねてくる人も多い、と考えて行かなければならないと思います。

人と同じく国にも個性があります。

桜の時期の万物スタートはこの国の個性と、胸を張ることが明治150年の日本の生きる道だと思います。

 

新年度スタート

2017年4月 3日

気持ちを新たに今日を迎えた人も多いと思います。
残念ながら周囲には暗雲が垂れ込めています。
北朝鮮の状況は「新たな戦前の始まり」で、すでに秒読み段階。
アメリカの保護主義、EUの崩壊など世界情勢はまったく混とんとしています。
国内も果たして無事にオリンピックを迎えられるのか、豊洲市場問題も絡んで東京の混乱は続きます。
安定、と思いきや国政もここにきて混沌、打開は総選挙、といった声もあります。

しかし、2017年春に門出を迎える人にとっては、どんなに周囲が暗黒でも明るい未来を描いてほしいと思います。
寒さ厳しい冬はつらいものですが、その分春の陽光が明るく温かく感じるものです。

6年前、日本中が暗く絶望のなかで4月を迎えました。
多くの方の命が失われ、原発事故の恐怖の中で小学校に入った全国の小学一年生たちが今年は中学の入学式に臨みます。
不安の中でスタートした小学校生活だったでしょうが、過ぎてみれば楽しい思い出もたくさん作れたはずです。
時はめぐり、人も変わります。
地球や国は、突き詰めてみればそこに暮らす一人ひとりの歴史の集大成です。
私たちが自分の目標に向かい、常に前を向いて日々を過ごせば、地球や国を囲む暗雲もやがては取り去られるでしょう。

未来を信じ一日一日を大切に。
気持ちを新たに新しい歴史を作りたいと思います。

 

百貨店の凋落

2017年3月27日

千葉三越、柏そごう、三越多摩センター店と閉店相次ぐ百貨店の共通点は国道16号界隈に立地する郊外型店だということです。

他に閉店や業態転換を迫られている店もこの郊外に位置するタイプが多いのです。

国道16号沿線は日本でもっとも団塊の世代が住んでいると「ルート16の法則」を私が世にだしてから25年。

団塊の世代が一斉に70代に入り、百貨店で買うものがなくなってきました。

郊外型にはインバウンド需要はあまり期待できませんから、周辺人口の高齢化と、ロードサイドの他業態の小売業乱立の影響で生き残りの道が閉ざされています。

高齢者に偏る客層を若い人たちへ転換しようとしても、すでに若い人たちはネット通販を始めリーズナブルな価格で、購入できる他の販売チャンネルを使い分けており、今更百貨店に向かうとは考えにくい状況です。

百貨店の凋落は今に始まったことではありません。

外商中心、メーカー依存の委託販売など構造的な問題に手を付けずに、インバウンドの爆買いのような一過性の売り上げ上昇要因に一安心して構造改革を怠ってきたツケともいえます。

大手百貨店の社長解任劇は決して一社だけの問題ではありません。

かつて空いた売り場に大塚家具を入れて一息つくというのが流行りましたが、それがユニクロになり、ニトリに変わっても根本的解決ではないでしょう。

以前、丸井が行ったような売り場ごとに分社化するというような解体的改革を断行する時だと思います。

 

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