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今週のズバリ

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「読書量」と言う言葉が死語になる?

2016年6月27日

初めて誰かのうちを訪ねたとき目にはいるものはなんですか?
立派な門構え、庭の木々あるいは整頓された玄関に応接間に置かれた陶磁器かもしれません。

私なら本箱に並んだ書籍にまず目が行きます。
この人がこれまでどんな本と親しんできたか、一瞬にしてわかります。
いわば一目でこの人の全人格まで掴めるような気がします。
たとえすべての本を読んでいなくても、この人がどんな本に興味があって買い集めたかを知ることは重要な人間理解の手がかりだと思います。

それは人生の積み重ねだと思うからです。
しかしいまや本は電子ブックの時代、
あるいは知識の吸収はネットでという時代になってきました。

本箱に読んだ本を積んでおくということが、片付かない無意味なことと言う価値観が広まってきているのです。

私のような人間は古い奴になりつつあるのでしょう。
しかしそう思われて結構、
新しいことがすべていいわけではありません。

自分自身書斎の本箱を日々手入れしています。

そこに人生があると思うからです。

水無月に思う

2016年6月20日


梅雨の最中に利根川水系のダムの貯水量が低下、取水制限だそうです。

水無月にまさに水がないという心配です。

去年集中豪雨で被害が出た北関東地域に今度は冬の降雪が少なかったことが原因と言いますからつくづく自然と付き合うことの難しさを感じます。

思えば昭和39年の夏の東京は水不足で大変な年でした。

ただ、その後大幅に首都圏の人口が増えたわりには、水不足はかなり改善されているように思います。

リサイクル水の活用、節水型工場の増加、もちろん相模川水系など新た水資源開発もありました。

最終的には自然頼みではあるものの、人知を尽くさなければならないことは言うまでもありません。

とくに今年の夏は猛暑が予想されています。

そして4年後のオリンピックは猛暑の真っただ中です。

前回のオリンピックが秋ではなく夏開催だったら水不足が直撃していました。

備えあれば憂いなし。

治山治水は国造りの基本です。

大事に至る前に治水と、水の確保に日ごろから気をくばってもらいたいものです。

最近周りを見回してみるとそうした基本がおろそかにされている事例が多いようにも感じられます。

基本を大切にとはあらゆることに通じる至言であることを忘れてはなりません。

マーケティングの時代の次にくるもの

2016年6月13日

時計が欲しい
洗濯機が欲しい
テレビが欲しい
クルマが欲しい
家が欲しい
昔は年齢は問わず、こうした欲しいものだらけでした。

クレジットの丸井が10か月払いの割賦商法で人気を得たのは60年代以降、
まさに欲しいものだらけだったから、収入が少なくても早く手に入れたいという人に割賦払いは受け入れられました。

しかしいまそうしたモノに対する欲求はかつてほど切実ではないようです。
もちろん衣食住が足りず困っている人はいつの世にもいるものです。

しかしその人たちに向けたビジネスを考えている人はまず考えられません。

基本的にそれは行政の仕事でしょう。

被災者に対する支援はありえますがそれはビジネスの対象ではないはずです。

ケインズ理論は需要と供給で経済を説明しましたが、需要がない時は想定していません。

欲しいものがない人になにを売るのか。

これまでは購買意欲促進はマーケティングの領域でそれなりの成果がありました。

バブル崩壊後の30年はマーケティングの時代だったと思います。

しかし高齢者中心の消費者にマーケティング手法は限界があると思います。

マーケティングの時代の次を考えておく必要性を感じます。

7転ばず、8据え置き

2016年6月 6日


サミット・ オバマ ・消費税延期にダブル見送り ・・・・。

あわただしく、毎日安倍さん主役の政治日程が続きました。

当たってほしくない、とあえて今年のキーワードを「7転び8据え置き」と私はしていました。

つまり、野党の支持率の低さからダブル選挙を仕掛けるも、あにはからんや自民党が負ける可能性が実は高く、勝つはずの与党が予想外に大敗すると衆議院の三分の二すら失いかねず、来年の消費税引き上げ断念に追い込まれかねないというシナリオでした。

日本発の経済混乱さえ招きかねないという危惧がありました。

そういう意味で、負けて引き上げ断念ではなく、政策判断で引き上げ見送り、
高い支持率を維持できたこの2週間の政権運営は、安倍さんから見れば大変うまくいったと私は分析します。

あとは参議院選挙に決着をつけ、新体制になるはずの都政と協力して、4年後のオリンピックに専念する。

今年後半は国内はすこし落ち着き、関心はアメリカ大統領選挙に集中しそうです。

ジョーカーを引きかねないトランプ遊びが心配です。

 

なんともったいない!

2016年5月30日

東京都美術館で開催された若冲の展覧会は連日数時間待ちの大人気でした。
私は3時間くらい並びましたが、ひどい場合は5時間も並んだ日があったそうです。

倒れないように水飲み場を作ったとかいう話がマスコミで紹介されていましたが、
いかにも「倒れでもされたら責任追及されるのが困る」と言うお役所的体質しか見えてきません。

「あなたは○時にお越しください」という整理券を配る発想がどうしてないのか
あきれるばかりです。
何万人もの人に無駄な時間、ただ突っ立たせるだけという知恵のなさ。
その人が上野の街を回遊していたらどれだけの経済効果があったでしょう?

これは主催者の怠慢です。
頭の悪さです。

水飲み場や休憩スペースを作ればいいというものではありません。

開催前からの準備も当然ですが、始まってから毎日の行列に何の知恵も働かなかった輩はまた次回同じことを繰り返すでしょう。

反省だけならサルでもできます。
上野動物園のサルに笑われる東京都美術館です。


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九州の景気が心配

2016年5月23日

全国を回っていて景気がいいなと実感できたのは東京と九州でした。

オリンピック目指して工事が相次ぐ東京と、次々に大型クルーザー船が入港、インバウンド景気を謳歌する九州。

ところが熊本地震で一気に冷水を浴びせられたのです。

ゴールデンウィークのキャンセル続出、何しろ湯布院や黒川と言った温泉街がいちばん余震に苦しめられました。

また自動車アイランドと呼ばれるほど九州には自動車工場が集中していますが、部品調達がままならず生産は滞っています。

6月7月に発表される景気指標は九州を中心に落ち込むデータが続出するはず。

景気の牽引車九州経済の落ち込みは日本全体の景況感も暗くするでしょう。

消費税引き上げ決断、あるいはダブル選挙の決断にもかかわり

後で考えるとこの地震は、日本の大きな節目となるかもしれません。

 

 

第2クールが正念場

2016年5月16日

私は一年を3クールに分けて捉えるのが現実的と思っています。
正月休み明けからゴールデンウィーク前までのおよそ100日、
ゴールデンウィーク明けから盆休み前までのおよそ100日、
そして盆休み明けからクリスマス正月休み前までのおよそ100日の3つのクールです。

100日頑張っては一息つき、よしまた次の100日頑張ろう、と気合いを入れると一年の過ごし方にリズムが出るような気がします。

会社の決算や学校の学期なども大きく影響するかもしれませんが、人間の生理としてはこの3クールの方が捉えやすいと思うのです。

さて第2クールがスタートしました。
思わぬ地震でダブル選挙が打ちにくくなった安倍政権、消費税の決断と参議院選挙をどう戦うか、
ヒットラー登場でアメリカ大統領選挙は日本にもこれまでになく大きな影響が出そうです。
さらにイスラム国に北朝鮮、
株と為替の不安定、
東芝、シャープに続き三菱自動車の浮沈など
内外情勢は予断を許さないことばかり

第2クールは波乱万丈の展開、自分のこともさることながら、まずはこれらの多くが第2クールの100日にある程度の方向性が見えることになりそうです。

今年一年の正念場です。


 

まちを回遊させる発想

2016年5月 9日

城崎温泉は昔から外湯巡りで知られています。
志賀直哉がこの温泉地に逗留して原稿執筆していたころも、各温泉旅館に内湯はなく、泊り客は皆この街なかに設けられていた外湯と言われる公衆浴場に出かけたそうです。
当時は内湯をつくってはならないという取り決めもあったようです。
さすがに今はそれぞれの旅館が内湯を持ってはいますが、いまでも外湯めぐりは健在です。

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宿泊客は旅館名の入った浴衣と下駄、それに入浴カードを旅館からもらって7か所の公衆浴場巡りに繰り出します。
夕方4時のチェックインから翌日10時のチェックアウトまではこのカードを提示し、浴衣と下駄の旅館名で宿泊客と分かるので無料で湯めぐりができます。

宿泊以外の人は入浴券が必要になりますから組合の旅館に宿泊する人のメリットは大きくなります。

温泉街とはいっても大旅館が宿泊客を館内だけに閉じ込めてしまえば商店街の共存共栄ははかれません。

外湯めぐりによる地域おこしは外国人観光客にも評判です。

知恵と工夫で地域再生ははかれる良い見本です。

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「早朝歩き愛です(あるきめです)」に参加しました

2016年5月 2日

朝8時。
佐賀市郊外のドンキー薬局、開店前の駐車場におよそ30人が集まった。
土曜日の朝、5000歩、1万歩を目標に歩こうというイベントである。

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ドンキー薬局では昨年12月から顧客に自社シールを貼った「歩き愛です(あるきめです)」歩数計を販売、ポイントカードにハンコ30個を貯めると自社500円お買物券を進呈している。

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5000歩で1スタンプ、1万歩なら3つ


「西村さん、都会だったら1万歩は軽いでしょうけれどクルマ社会の佐賀ではムリ。5000歩でスタンプ1個、1万歩も歩いたら3つ差し上げます」
ドンキー薬局宮地キクヨ社長はこう言って始めたが、宮地さんの予想以上に「歩き愛です(あるきめです)」歩数計は効果があり、1万歩達成して毎日のように来店するお客さんが続出している。
先月行われた「さが歩き愛です(あるきめです)」にも、ドンキー薬局で手に入れた歩数計を提示すれば無料で参加でき、しかもクイズ正解で高価な賞品ももらえて認知度もアップしてきた。

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ドンキー薬局 宮地社長

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早朝歩き愛です(あるきめです)

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5000歩と1万歩に分かれてスタート

 

そこで今回始めたのは土曜日の早朝にあるモデルコースを歩いていただき、この日に限り5000歩、1万歩達成すればいつものスタンプが2倍になるというキャンペーンだった。

およそ30人が参加、あらかじめ設定したコースを歩いた。
穏やかな日和、暑くも寒くもなくしかも新緑を愛でながら、満開のツツジやハナミズキを楽しむ散歩に皆大満足。
佐賀市内には道端に恵比寿像があちこちあるが、日ごろはクルマで通過するだけの街が実に新鮮に見えたと感想を言う人が多く、まさに歩きながら地元を愛でるという「歩き愛です(あるきめです)」にふさわしい時間だった。

ドンキー薬局では口コミで健康つくりとお得という評判から「歩き愛です(あるきめです)」歩数計を買い求める人が増えている。
この日も1万歩で 通常スタンプ3つの倍の6つを押してもらい嬉しそうに皆引き上げて行った。

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ツツジやハナミズキを見ながらの快適散歩

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クルマでは気づかない地元の歴史にも触れられる

この日はスタンプ2倍押し!_320.jpg

この日はスタンプ2倍押し!

 


 

一億総高齢社会への対応

2016年4月25日

年をとると魚料理を好むと言いますが、私は困っています。
焼き魚は塩が、煮魚は砂糖と醤油が体によくないと医者に言われます。
煮物に漬物、味噌汁とどれをとっても高血圧には向かない食事です。
ご飯は糖質が、肉は脂肪が気になり、食べるものが見当たらないというのが現実です。

高齢社会では医者に言われなくても、健康な人でも血圧や血糖値を気にする人が主流になります。

大切なことは一部の人だけという発想を捨てることではないでしょうか?

シニアスーパーと言う発想自体が古い。
すべてにスーパーをシニア対応にすべきです。

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