「西村晃のマーケティングの達人 大繁盛の法則」企業経営・売上アップのヒントを提供

今週のズバリ

バックナンバー

もういくつ寝ると

2018年6月11日

あと4日で年金支給日。
先週ショッピングセンターで健康フェアを開きました。
狙いはシニア層、健康や介護をテーマにした商品を紹介するイベントでした。
しかし予想よりもまずショッピングセンターに来るシニア層が少なく感じました。
あるテナントの主人に聞くと、
「今は年金支給日の直前で皆さん毎度のことで一番買い物をしない時期なんですよ。
偶数付きの15日になると一斉に繰り出してきます」という話でした。
実際15日は早朝からATMの前に長い行列ができるそうです。

いま世帯数で考えるとおよそ10軒のうち3軒が「主たる収入は年金」という家庭です。
これがあと5年もたつと4軒に増えます。
もちろん地域性もありますから、地方ではすでに買い物客の相当数が年金暮らしというところもあると思います。
これはもはや景気の問題ではありません。
今の日本の景気は決して悪くはないはずです。
企業は好業績、政府が経団連などにベースアップをお願いするという話もあります。
しかしそれは年金暮らしの家計では遠い話のはずです。
景気の割に消費が伸びないのは政策の問題というよりも、消費者の高齢化の進展のほうに原因があると考えれば納得できます。

今日の消費の特長は、節約時々贅沢。
シニア層は貯金を持っていないわけではないが、日常の生活費は年金で賄おうとする
日々の生活のために貯金を取り崩そうとは思わないということです。
この傾向を実際に確認したことが今回のイベントの最大の収穫だったと思います。

今日あたり、「もういくつ寝ると年金支給日」と心待ちにしている人が多いはずです。

 

シニアに何を売るか?

2018年6月 1日

日本の個人金融資産1800兆円の大部分を持つシニア層に何を売るか、
7年前「GS世代研究会」を組織した最大の意味はここにありました。

シンポジウムや勉強会、分科会などを繰り返し様々なトライアルを行ってきましたが、そろそろその集大成をまとめ上げる段階に入ってきたと思います。

百貨店などと比べて郊外に展開するショッピングセンターは、若いファミリーやカップルには人気がありますが、シニア層向けの商品を販売する店が少なかったり、イベントが行われないなど高齢化対応に課題を抱えていると私は考えていました。

そこで「GS世代研究会」につどう健康や介護などをテーマにしたメーカーの商品を集め、また平日に近隣のシニア層に集まってもらい時間消費をしてもらうイベントを展開できないかと考えました。

6月4日(月)から8日(金)まで埼玉県の東武線春日部駅から徒歩5分ほどのところのあるララガーデン春日部は、近隣に住む人たちが気軽に普段着で集まるショッピングセンターです。

春日部市は東京の郊外を環状する国道16号沿線にあたります。
この道路沿いの東京郊外と神奈川、埼玉、千葉の諸都市は戦後のベビーブーム層にあたる「GS世代」の人口が多いことに以前から注目しており、私は処女作「日本が読める国道16号」で取り上げた地域でもあります。

NHKラジオ体操講師長野信一さんによる体操実演、カインドウエアのノルディックウォーク講習会、第一興商の認知症予防体操講習などシニア向けのイベントや血圧測定にフットマッサージャー、転倒防止マット、世界最軽量車いす体験といったプログラムを準備しました。

「GS世代研究会」内部から26社の100品目以上の商品を並べます。

新しいシニアマーケット創出の実験がいよいよはじまります。

 

時代は変わる

2018年5月28日

15年前に放送された新米女性記者を主人公にした推理テレビドラマが先週再放送されていました。

女性記者が取材対象の警察幹部から「俺と付き合えばネタを出してやる」などと公衆の面前で堂々と言われていました。

今だったらこんなドラマはとても作れないでしょう。

無神経に再放送した放送局の姿勢も問われかねないと思いました。

事務次官から市長、映画監督など上に立つ人のセクハラやパワハラの発覚が相次いでいます。

私は若い頃随分と結婚式の司会をしましたが、「新婦には野球のチームができるくらい子供を産んでもらいたい」などという祝辞は当たり前でした。

同じ言葉でも、時代の変化により問題視される例だと思います。

また日大アメフト部の問題もパワハラ、アカハラに行きつきます。

SNSであの映像が何度も流されたからこそ大問題になったわけですし、映像がなければうやむやになっていたと考えれば現代を象徴する事件と言えるでしょう。

職場で後輩を指導するのも言葉が乱暴だとパワハラ監視委員会が耳をそばだてているので、最近は控えているという話も聞きます。

朝出勤してメールで「おはよう」とあいさつを交わすというのも IT企業なら当たり前でしたが最近では一般職場でもかなりあるようです。

誰が会話を聞いているかわからないという「社内KGB」を恐れる自衛手段だそうです。

モノ言えば唇寒し。

もちろんセクハラやパワハラがよくないことは当然ですが、第三者の耳を恐れて職場でも会話しないという風景が当たり前になっていくと・・・・。

職場が大きく変わることになりそうです。

 


 

生き残るパン屋にヒントあり

2018年5月22日

都会でも地方でも浮き沈みの激しい小売業にあって自家製造のパン屋は安定的に集客している稀有なビジネスではないか。

パン屋と言っては憚られる

ベーカリーと言い直そう

トレイとトングを持ち、客が店内に並べられたパンをひとつずつ選んでレジに並ぶあの店のことだ。

小さなパンでも高ければひとつ500円近くする。

家族で朝ごはんにこんなパンを買っていたら相当な金額になるはずだが・・・。

実際に購入している人が多いのは、正直驚く。

大手製パンメーカーの食パンなら8枚切り一斤でせいぜい100円台、それなのに食パンよりもあえて割高でもベーカリーのパンを買う人が多いのはそれだけ暮らし向きのよい人が多いということか。

大量生産画一の大手が得意な商材に対して個性ある商品で勝負すれば零細でも生き残れるというヒントがそこにはある。

大手メーカーのビールを安売りするのではなく、ソムリエがワインを、利き酒アドバイザーが掘り出し物の大吟醸を紹介するビジネスが生き残れるのも同様だと思う。


 

何から何まで真っ暗闇じゃござんせんか

2018年5月14日

官僚の不正と規律違反。

政治も与党の統治能力の欠如に加えて野党の余りのふがいなさで緊張感はまるでゼロ。

企業も談合やら不正経理、検査不正に、データ改ざん・・・。

この国の優秀と言われていたシステムはどこへ行ったのか。

日本全体の緊張の糸が切れてしまったように思える。

セクハラだ、パワハラだ、不倫スキャンダルだと、一億総週刊誌野次馬状態。

朝から晩まで同じ事ばかり飽きもせずワイドショーという名の回覧板が国内をまわり、コメンテーターという分け知り顔が御高説をのたまう。

いったいあんたは何様なのと思うようなタレント様が、どの面下げて偉そうに道徳の教科書のような事を言うか。

言ったそばから、自分自身が今度はスキャンダルにまみれたりするから呆れてモノが言えない。

コメントも使い捨てならコメンテーターも使い捨て。

大学教授に至るまでタレント事務所に所属し、その采配でワイドショーに出てくる軽薄さは、もう視聴者に見ぬかれている。

ああ、いやだいやだ。

日本全体の劣化、亡国の平成よ、早く消えてなくなれと思う人は私だけなのだろうか。


 

だらしない野党が政府を堕落させている

2018年4月23日

希望のない希望の党の代表が「政府が黒い霧解散を打って出るのを警戒すべき」と言ったそうな。

馬鹿言うなよ。

野党は政府を解散に追い込むチャンスだとどうして思わないの?

警戒じゃないのよ、むしろ解散は歓迎すべきなんじゃないの???

今の行政の乱れは絶好の倒閣のチャンスです。

国会で追及しても、内閣総辞職を、とは言うけれど解散しろとどうして言えないの?

現状、与党は圧倒的多数です。

この状態を打破しない限り野党に生きる道はないのです。

それなのに、週刊誌ネタで証人喚問をとは言うけれど、自力で解散に追い込むとは言えない情けない堕落野党ども。

あなたたちがしっかりしないから政府も官僚も緊張感がないのです。

週刊誌でスクープ原稿書いている人はほとんど権力とは程遠いフリーライターです。

記者会見さえ出られないんです。

それを上回る新ネタを国政調査権で集めなさいよ。

昔の野党は独自ネタを国会に持ち込んで勝負していました。

フリーライターにも劣るあんたたちはフリーター以下。

内閣支持率が急落しているのに、どうして野党の支持率は上昇しないの?

教えて池上さん!

自然災害で蝕まれる国土

2018年4月16日

昨年春、宮崎県の高千穂から大分県中津にかけてクルマで走った。
耶馬溪と呼ばれる急峻な風景は九州有数の景勝地として知られる。
しかし、前年の熊本地震でその崖が何ヵ所かで崩れて、見るも無惨な姿になっていた。

私が訪ねた後、昨年夏には九州北部豪雨が襲いこの付近でも鉄道が寸断された。
今回耶馬溪地区で起きた地滑り、滑落は何の前触れもなく突然起こったと伝えられるが、度重なる地震や大雨で地盤に異変が生じていて、たまたま大きな崩壊まで少々の時間がかかったということも想定できるのではないだろうか。

そしてこのことは、今回の現場に限らない。
度重なる地震や台風、豪雨により、地盤崩落、河川決壊などが少しづつ進み、何かの拍子で大きな崩壊につながりかねないという心配は至る所にあると思う。

財政が苦しくなり、治山治水に避けるカネが乏しくなるだけに、今後自然災害の危険性も高まることが懸念される。

行政だけでなく、我々も身の回りをあらためて確認し、異常を見つければいち早く土木事務所や警察に通報し、最悪の事故を未然に防ぐことが求められる。

 

1年この国は進んだのか?

2018年4月 9日

昨年の春は、毎日森友問題と自衛隊の日報あるなし問題が政治を賑わせていた。
一年たってまだ同じ問題が連日報じられている。
高齢社会の進展は待ったなし、オリンピック後の日本経済の縮小が始まることを見据えて様々な対策を急がねばならないこの時期に、多くの国民は愛想が尽きている。

法律違反があったかどうか、国費の不正があったかどうかということよりも、国有地払い下げや特区における獣医学部新設の対象になるような学校法人に、首相夫人が名誉顧問や校長になれば痛くない腹だって探られるだろう。
どうしてわざわざ疑われるようなことをするのか?
李下に冠を正さず、君子危うきに近寄らずの範を夫人が破っているのだから首相はそれだけでも万死に値すると私は思うが、如何か?

夫人が首相の妻という「肩書」で暴走を止めない以上、夫が身を引く以外にこの問題は収まらない。
公文書改ざんや自殺者まで出し、何より国政を一年以上止めていることにご本人の夫人は何の責任も感じず、自分は被害者としか考えられていないというのは、もはや常軌を逸している人格の持ち主としか言いようがない。
ならば、首相が責任を取る以外解決の方法はない。
夫人は選挙で落選させられるような立場ではない。
首相夫人でいる限り、その地位は変わらない。
首相自らが辞める以外、責任を取った形にはならない。

これまで首相としての政治手腕を評価してきたマスコミですらここにきて反対側に回るなど立場を変えて来ている。
世論も人心も離れてきているいま、一日も早く決着を付けないと、国が傾いてしまうという危機感を持つ。

 

 

桜の花が彩る中、新しい年度が始まる

2018年4月 2日

来年の元日または4月新年度に合わせて新元号がスタートするという予想に反してなぜか5月1日から新元号に変わることになった。
官邸が宮内庁を押し切った戦いが背後にあったことが報じられている。
官邸の力の強さを垣間見るとき、森友改ざんや佐川証人喚問のシナリオにも似たような力が働いたのだろうなと、思う。

今年度以降日本の18歳人口減少に拍車がかかる。
入学式を迎える若者がこれからどんどん減ってゆく。
そう考えると、華やかなスタートと呼ぶにはいまひとつ気分も盛り上がらない。
見通しが明るくない、希望が見えないスタートだ。
政府の行方も不透明、国のトップから、さあスタートだ頑張るぞ、という気概は感じられない。

ただ 悲観論からは何も始まらないと思う。
バブルはじけたどん底経済の頃、
サリン事件のあの頃、
あるいは絶望の震災と原発事故にさいなまれた頃、
平成の30年の間にも私たちはもっと暗い春を経験してきた。
それでも桜はきれいに咲いたのである。

現状を嘆いても始まらない。
悲観論からは何も始まらない。

花見に多くの外国人が訪れているが、彼らの表情は日本人よりもはしゃいでいるように見える。
この国に旅に来て悪い印象を持っていない証拠とあの笑顔を受け止めたい。
この国は外から見るとそんなに悪い国ではないようだ。

階級差別もなく、勤勉で清潔好きで穏やかな国民性。
自然豊かで伝統と文化にあふれたこの国は、魅力にあふれた国と受け止められている。

パッとしないスタートではあるが、こんな時こそ足元をしっかり見つめて、一歩を踏み出したいと思う。

 

 


 

変な国ばかり

2018年3月26日

大統領の末路は獄中か自殺か、という国があるそうだ。
あるいは、大統領選挙で一人で何回も投票できる国もあるという。
よその国の干渉で国家地域同盟離脱という国民投票の結果が歪められたと女性首相が怒り狂っている国もあるし、俺がルールブックと言わんばかりに勝手にルールを改正して事実上終身トップへの道を切り開いてしまった国もある。
不倫は文化だ、を身をもって体現する国の元大統領も検察の調べをうけたそうな。
本人が売名行為のため大統領選に出馬したような男を当選させてしまった大国もある。

そうかと思えば、トップの奥さんが、嬉しくて名誉顧問やら名誉校長やら出しゃばりの限りを尽くし、傾国の危機に陥った国もあるらしい。
いやはや国のトップにまつわるニュースは楽しいというか猿芝居というか、オホホ。


 

前の10件 3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13