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★なぜベストを尽くさないのか

2019年9月 9日

アメリカ元大統領、ジミーカーターの著書のタイトルです。
ダメな奴に一週間に数回出会います。
本人には言いませんが、私は心の中でいつもこう叫びます。
なぜベストを尽くさないのか。
能力の問題ではないのです。
やるべきことをやって、その結果できないなら仕方がない。
多くの場合、その人間がベストを尽くしているようには見えないのです。
結果を問題にしているのではありません。
ベストを尽くしていないことを問題にしています。

 

 

★誰でも最初は邪道だ

2019年9月 6日

江戸に越後屋を開いた三井高利は、同業他社から「邪道」と呼ばれた。
年に二回に節季払い、一反二反で売るのが常識の中で、現銀掛値なし、端切れでもお分けしますという商売は邪道だった。
しかし、現銀なら安く買える、欲しいだけ少しでも買えるという商売はお客から見れば実にありがたいビジネス。
気が付いたらこちらが王道になっていた。
最初どんなビジネスでも出始めは、既存の商売から見れば邪道なのだ。
 
 

★自分の中に他者をもつ

2019年9月 5日

読書がなぜ人生に役だつか、突き詰めれば自分の中に客観的に自分自身を見つめる他者の目を養うからではないでしょうか。
私の様なひねくれ者は他人から己を指摘されると反発ばかりしてしまいます。
唯一素直に聞けるのは自分の心の中の声です。
自分の心の中の冷静で客観的な目を養ってゆく。
これが人間修養だと思います。
自分が困ったとき、相談するもう一人の自分が心の中にいる。
とくに経営者は孤独、部下に相談してもイエスマンで社長に異を唱えるリスクを取る人はいません。
自分の中に他者を持つことが求められます。

 

★ダメでもともと一声3秒

2019年9月 4日

最初の出会いは、就職訪問。
大昔、私が丸井で内定拘束にあった日、他の会社訪問に行かれないように部屋に内定者が監禁され社内ビデオを見せられた。
実はこの面白くもないはずのビデオが私の人生を変えた。
当時丸井立川店、エアコン売り場でナンバーワンの売り上げの販売員へのインタビューだった。
「成功の秘訣はなんですか」という質問に対して、その女性販売員はこう答えた。
「ダメでもともと一声3秒です」
決してあきらめない。
向こうから歩いてくるお客さん、一見買いそうもないように見える。
それでも「ダメでもともと」と一声かけてみると、意外にも立ち止まって話を聞いてくれることがある。
要はあきらめないこと、と彼女は強調したのだ。

「ダメでもともと一声3秒」
テンポのよいフレーズはイライラして丸井本社を出た後も妙に私の頭の中に残ったのだった。
以来人生の折々にこの言葉があたまをよぎる。
どれだけこの言葉が私を支えてくれたかわからない。
私の人生訓と呼べる言葉との出会いはまさに偶然であった。
 

 

★ハガキを書く大切さ

2019年9月 3日

神奈川県に田川誠一という代議士がいました。
朝日新聞出身で、大臣まで務めた人でしたが、選挙にめっぽう強かった人気の秘密があります。
その秘密は「ハガキを書くこと」でした。
田川さんは横須賀の自宅から、横須賀線で一時間半以上かけて国会に通っていました。クルマも使わず、グリーン車さえ使わない。
そして電車の中でひたすらハガキを書き続けることを日課としていました。
一日何十枚ものハガキを書く。
電車の中だから字が曲がっていたりする場合もあった。
それでも国会議員から直筆のハガキが何枚も届くと、もらった方は感激します。
田川さんのこのハガキによる人脈形成は、漫画の題材にもとりあげられ子供たちにも紹介されたほどでした。
地盤、カンバン、カバンという政治家の三条件を持たなくても、全国有数の得票をあげられる選挙の強さはここにあると教えられました。
私は田川さんから学んだハガキ作戦をもう40年続けています。
例えばこんなことがありました。
就活の時ある人の紹介で自動車ディーラーの社長に会うことができました。
第一希望は違う会社と断りながらも世の中について自分の考えを率直に伝えました。
会食の帰りの電車の中でもらった社長の名刺あてにハガキで礼状を書き、帰宅前に投函しました。
翌々日の朝早くその社長から電話がありました。
「すばらしい。うちの営業マンに教えてもできないビジネスの基本が身に付いている。君は間違いなくナンバーワン営業マンになれる。ぜひうちに来てほしい」
大変嬉しい電話でしたが、自分はマスコミ志望なので、と丁重にお断りしたところ
「それなら新聞社に推薦状を書いてあげる」と言い出したのです。
正直言って推薦状と言うものがどれだけ意味があるかは疑問でしたが、ありがたくいただくことにしました。
同様にお願いしたわけではないのに、新聞社に推薦状を出すと言ってくれた有力者が何人か現れました。
その中にあの田川代議士もいました。
メール全盛の時代だからこそ、ハガキはなお一層効果的だと思います。
 

 

★人の行く裏に道あり花の山

2019年9月 2日

兜町の有名な格言ですが、どんな社会でも通用すると思います。
他人と同じことをやっていては成功しない。
あえてリスクを背負って、冒険をしてみる。
他人が考えそうもないことをやってみる。
官僚や大企業、つまり権威と大組織の中にいるとこんな冒険心はないものです。
それでやって行かれるうらやましい人はそれでいいのです。
少なくとも私が話しかけている人は、在野で、中小企業で、挑戦者で持たざる立場の人だという前提があります。
 
私に対して、お前はだからダメなんだ、金持ちの論理が分かっていない。
と、おしかりをいただいた方にはこれまでもお引き取り頂きました。
 
そういう人は私のお友達ではありません。
さようなら

★ずるい人 志のない人

2019年8月30日

悲劇的なことは、現状打破のアイデアを必死に考えた人を、考えようともしなかった人が、そんなアイデアはダメだと貶すことです。
そんな精神風土から進歩は生まれないのに、世の中の組織にはそんな人が数多くいるのです。
自分でリスクは背負わない。
万が一失敗すれば上司から失格の烙印を押される。それだけを恐れている臆病な人。
自分からは冒険はしない。
いまここで冒険をしなければ組織を救えないとあえて火中の栗を拾おうとする人を、貶すことで沈みゆく大船の中での生きのこりをはかる。
そんな醜い人、
ほら、たくさんいますね。
 

★大樹ってなにさ

2019年8月29日

大企業に入った人が「寄らば大樹の陰」というなら、まだわからないでもない。
目も当てられないのが、外から見ればたいした「大樹」でもないのに、「自分は大樹の陰にいる」と勘違いしている人がなんと多いことか。
ここまで書いて、しばらくそんな人が私の知る範囲で何人いるか数えてみる。
まあざっと500人はすぐに挙げられる。
勘違いですよ、どう考えてもおたくは大樹なんて言えませんよ、と教えて差し上げたいくらいだ。
自分のことが一番見えないものなのだ。
 
 
 

 

★さらば大樹の陰

2019年8月28日

かつてKDD事件で捕まった社員が東京地検に対して「天下のKDDに、歯向かうのか」と言ったという新聞記事を読んだことがある。
天下の国鉄、天下の三越、天下のJAL、天下のIBM、天下の朝日新聞、と社員・職員自らが言ってはばからなかったところが、その後どうなったのか?
近年では天下のシャープ、天下の東芝である。
だいたい自らが天下の★★などというところほど、危ないものである。
そういえば、私自身の就職の窓口になった人事担当者が、天下のNHKとか言ってたっけ・・・。
寄らば大樹、と思って入社したような「か細いエリート」が、大木が嵐で倒れそうな時に自らが大きな組織の支え役になれるわけがない。
一度傾きだしたら巨木はもろいのも、内部がすでに朽ちているからだ。
不倒神話、というものは所詮神話にすぎない。
これからの混迷の時代、自らが先頭に立ち、新しい地図を描く人が求められている。
寄らば大樹ではなく、さらば大樹の気概をもちたいものだ。


 

★5分あったら何をしますか?

2019年8月27日

Jアラートの不気味なサイレンが鳴り響いて、ミサイル到達までの間に何をしますか?
地震予知のチャイムや大津波警報が出たら、何をしますか?
私たちの社会では、数分あるいは数秒のうちにどう対応するかが大きなテーマになっています。
メールやLINEの時代になって、ビジネスからデートの約束まで瞬時に交わせるようになりました。
何しろ大統領が、側近や議会になんの根回しもなしにツイッターで政策を打ち出す時代です。
今後リニアができれば、もっと日常活動のスピードは加速されるでしょう。
そんな時代にどう対応してゆくか。
私は24時間という皆に与えられた時間をいかに密度を上げてゆくしかないと思っています。
たとえばアポイントとアポイントの間に5分の時間が空いたとします。
駅から自宅まで歩く時間が5分とします。
ベッドに入ってから寝付くまでの5分、トイレの中の5分・・・・。
あなたはその5分の過ごし方を、最低3通りは決めていますよね?
歩きながら電信柱と電信柱の時間距離はだいたい1分30秒。
当然この間にすることを決めていますね。
 
まさか決めていない人など、この時代に生き残ろうと思いながら、いるわけないだろうと、思って話していますが・・・。
大切なことは訓練ではないでしょうか。
環境に馴らすことこそ大切だとおもいます。
 
 

 

 

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