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★大寒

2021年1月20日

今日は大寒。暦の上で、一年で最も寒い時期を迎えた。
今年は暦通りに寒い冬のようだ。ただ赤城山も榛名山も初冠雪は例年より遅かったという。晴天が続くが、やはり吹く風は冷たく痛い。
コロナのこともあり、どうしても運動不足になりがちということで、陽ざしのある時間帯を選び、散歩に出かけることにしている。
ほとんど人に会うこともなく、感染の心配はまずなさそうだ。
陽だまりに猫が数匹たたずんでいる。
近所の人が餌をやっているようだ。
私が近づいても警戒心もあまりないようで、知らんぷりを決め込んでいる。
猫を見ながらベンチに座る。
ちらりと一瞥、早くいけよという顔をしているが、こちらも素知らぬ顔で俳句つくりに励む。
ヒトとネコが微妙な間合いの中に存在する。
ベンチの前に蝋梅が咲き誇っている。香り漂い、寒さの中にもやがて春が来ることを精一杯ささやいている。ロウ細工のような梅に似た花だが、梅の種類ではない。
散歩ついでにスーパーに入る。
節分用の豆が前面に出ていた。
そして恵方巻の予約にチョコレート。冬枯れの時期、何とか販促の糸口を手繰ろうと努力している。
そういえば先週末には駅弁を集めていた。
新宿の某百貨店には及びもつかないけれど、それでも北海道や東北の駅弁を買い込む家族連れがいた。地元で1000円の駅弁を、運んできて同じ1000円で売るのだから経費を考えれば採算は合わないはずだが、それでも人集めの願いを込める。
商売は人を集めてなんぼなのに、人を集めると白い目で見られる時代である。
冬枯れの時期は今少し続く。
春まで待たねば、
春まで持ちこたえられるか、
厳しい寒さをこらえる日々がまだ続く。

★ハイブリッドな街つくり

2021年1月19日

群馬県の山本一太知事は「ハイブリッドな暮らしができる群馬県」を訴えている。
群馬県は自然に恵まれた土地で、テレワークをし、必要な時だけ東京に行くのも交通便利、上手に暮らせばこれほど住みやすいところはない、両取りができるという意味である。
実際にコロナ感染拡大以降流入人口が増えているという。
前橋駅前に27階建てのタワーマンションの建設が始まった。
またテレワーク企業を誘致する会社もできている。
災害も少なく、土地も安い。
住んでみてわかったのだが、浄水を使用しなくても水道水が東京と比べて格段においしい。
野菜はじめ物価が安い。
前橋市内のコロナ感染者はまだ限られているし、商業施設が広々して密集になることはまずない。出かけるのは歩いて散歩か、マイカーが中心で満員電車とは無縁だ。
東京から近県への人口移転の動きが顕著になってきている。
ハイブリッドが評価されそうだ。
 
 

★外食の努力

2021年1月17日

新興の焼肉チェーンに試しに入ってみた。
店内はけっして広くはないが、アイドルタイムにもかかわらず席は7割方埋まっていた。
驚いたのは一人客が多いこと、その半分は女性客であることだった。
女性客が一人で焼き肉を食べに行くということはこれまであまり見たことがなかった。
席に座るとタッチパネルで注文を出す。
料理ができるとカウンターまで客がセルフサービスで受け取りに行く。
その際自分のテーブルナンバーを記したカードを持っていき、調理人が間違いがないテーブル番号の客か確認する。
このカードにはテーブルナンバーを登録したQRコードが付いていて、最後の支払いの時に無人レジ―にかざすと店員不在のまま支払いが現金またはカードなどでできる仕組みだ。
水はテーブルに取り付けられた自動給水機から、おしぼりと箸は引き出しに入っている。
つまり入店から、注文、商品受け取り、支払いまで店員とのやり取りなしに完結するわけだ。
カルビ一人前とサラダ、ご飯セットにスープ、キムチが付いていて、消費税込み1200円ほど。取り立てて安いとは思わないが、まあ高いわけでもない。味はまずまず肉も悪くはなかった。
それにしてもコロナ国内感染者発見から一年、こんな店のシステムを考え出したマネジメントは素晴らしいと正直思う。
こういう店も含めて午後8時に閉めろ、夜だけでなく昼間もなるべく利用するなと、行政は言う。
これでは経営者は気の毒だ。
 
今は耐えるだけだが、こうした努力がいつか実を結ぶものと信じたい。

 

★ボロ市

2021年1月15日

子供のころ、自宅近所で12月と1月に開かれていた「世田谷ボロ市」は欠かさず出かけたものだった。400年の伝統行事が昨年暮れに続いて1月も中止になってしまった。
約700店の露店が並び、1日におよそ20万人もの人出で賑わうボロ市は12月(15日・16日)と1月(15日・16日)の年2回、2日間ずつ、代官屋敷を中心にしたボロ市通りで行われてきた。
ボロ市の始まりは、遠く安土桃山時代まで遡る。当時関東地方を支配していた小田原城主北条氏政は、天正6年(1578年)世田谷新宿に楽市を開く。楽市は市場税を一切免除して自由な行商販売を認めるというもので、毎月一の日と六の日に6回開いていたので、六斎市(ろくさいいち)とも呼ばれた。その後北条氏は豊臣秀吉に滅ぼされ、徳川家康が江戸に幕府を開き世田谷城が廃止されると、世田谷新宿が城下町としての存在意義を失い急速に衰えた。六斎市は自然消滅して何時のころからか年に1回、年の暮れに開かれる歳の市となる。明治になって新暦が使われてから正月15日にも開かれ、やがて12月15日・16日の両日、正月にも15日・16日の両日開かれるようになった。
歳の市は明治20年代になって古着やボロ布の扱いが主流となって、いつしか農機具や正月用品が主だった「歳の市」が、その実態に合わせて「ボロ市」と呼ばれるようになる。正式な名称となったのは第二次世界大戦後からで、すでに明治の終わり頃には世田谷の「ボロ市」という名は定着していた。
戦後の発展のなかで、取扱商品もかわっていったが、最近は骨とう品的中古品が増えて「ボロ市」の名にふさわしくなってきたような気がする。
伝統行事が復活しまた人々でにぎわう日が訪れることを願うばかりである。

★小正月

2021年1月14日

 
元日を中心にした正月を大正月とするのに対して、1月14日から16日、もしくは1月15日を小正月という。
旧暦の1月15日は初めての満月にあたる。この日をハレの日として様々な行事が行われてきたが、現代でも引き継がれているものが多い。
農作物の豊凶を占う粥占、子供たちが害鳥を追い払う鳥追い、秋田県のナマハゲ、正月飾りや門松などを燃やす「左義長」など各地の行事がそれで、「どんど焼き」「おんべ焼き」「道祖神祭り」などとして地域でいまも親しまれている。
また各家庭では「小豆粥」を食べ、無病息災を願う風習もある。
今年はご多分に漏れずコロナで中止の行事も多いと思うが、無病息災の気持ちだけは例年以上に切実である。


 

★テレワークの課題

2021年1月13日


コロナで始まったテレワークへの移行の流れはもはや変わらないだろう。
働き方だけにとどまらず企業への帰属意識や人生観など日本人にとって仕事とは何か、会社とは何か、という考え方に一大転換をもたらすものだと思う。
それにしても好むと好まざるとに関わらず急速な移行への流れに戸惑う人達も多いようだ。
テレワーク開始前に比べ開始後の方が「働くモチベーション(意欲)が低い」と感じている就業者が多いことが、リクルートキャリア(東京)の調査で分かった。特に「複数人で取り組む仕事が減った人」で、意欲の低下が目立ったという 調査は新型コロナウイルスの感染拡大に伴いテレワークを始めた約2200人を対象に実施。働く意欲が「やや低い」または「非常に低い」と感じている人は、テレワーク開始後は計22・5%で、「開始前」の14・1%を8・4ポイント上回った。中でも複数人のチームで取り組む仕事が減った人では、意欲が「やや低い」と「非常に低い」の合計は、テレワーク開始後(28・4%)が開始前(13・9%)を大幅に上回った。意欲が「非常に高い」と「やや高い」人の合計も、テレワーク開始後の方が低下した。テレワーク開始後は①仕事の全体感の把握②重要性の実感③上司や同僚からのフィードバック(指摘や評価)の3点で、低下を感じる人が多い傾向がみられたという。
 
何年かすればコロナ後入社の人が大半となり、以前と比べて違和感を覚えることはなくなるだろう。テレワークしか知らない人ばかりの会社になった時、モチベーションをどう高められるか、経営者の知恵が問われる。

 

★国の衰退

2021年1月12日

共同通信が昨年11月下旬、127自治体を対象に調査したところによると、およそ9割の自治体で婚姻数が減少していることが分かったという。
厚労省の人口動態速報でも20年1月~10月の婚姻数は前年同期から13%減っている。
また妊娠届数も1月~10月で前年同期比5,1%減っている。
日本では婚姻と出生数は密接に連動するので、出生数の長期縮小傾向がコロナで一気に進みそうだ。
 
結婚式自体も開きにくいし、そもそも出会いの場が外出自粛、テレワークなどで
大幅に減っている。濃厚接触、三密避ける中で知らない人と付き合うのは怖いという人も多かろう。
もちろん経済落ち込みによる所得の減少、雇用不安も婚姻に踏み切れないことが根底にあることも想像がつく。
さらに結婚しても今この時期に妊娠して病院に行く不安を感じている人もいると考えられる。
こんな時代に子供を産んでも幸せな未来が期待にしにくいと考えてしまう人もいるかもしれない。
少子化の傾向が続く中でコロナまで加わったいま、政府などの対策で婚姻数減少、出生数減少の傾向を変えることは相当難しいと思う。
コロナは短期的にも長期的にも日本の行く先をより一層暗くさせてしまった。
 

★一か八か

2021年1月 8日

 
昭和天皇逝去から一夜明け、1月8日に始まった平成の時代。
歌舞音曲を遠慮し国民は自粛の中で新しい時代を迎えた。
皇室の不幸を前提としてきたこれまでの改元と違い、令和の改元はその日に合わせて婚姻届けをする人がいたりカウントダウンで盛り上がったりと、今思えば実に陽気なものだった。
そんな喧騒からまだ何年もたっていないのに、今この国は自粛自粛と閉塞状況に陥っている。
飲食店は軒並み存亡の危機に陥りかねない営業時間短縮に追い込まれ青息吐息だ。
半分あるいはそれ以上のテレワーク推進に、夜間外出自粛と国民生活への負担も重い。
年末年始の行事もなくなり、楽しみにしていた成人式も中止でがっかりと言う人もいる。
こうした我慢で、感染を抑えられるか誰もわからない。
いったいいつになれば元の生活に戻れるのか?
やってみなければわからない自粛がまた始まった。
まさに一か八かだ。
本日1月8日は一か八か、勝負事の日というそうだ。
大勝負が始まった。
 

★七草粥

2021年1月 7日

前橋の農協の店に買い出しに出た。
あるある、さすが東京のスーパーとは違う品揃えの中に七草粥セットがたくさん置かれていた。
セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロが春の七草だ。
これをいただけば一年無病息災で過ごせるというわけだが、正直人生一度も食べたことはなかった。
前橋では挑戦してみようと思っている。
もともと寒冷の時期は青菜が不足がち、ということからこの風習が始まったとされ、鎌倉時代から伝わる。
聞きなれない名前があるが、ゴギョウとはハハコグサ、ハコベラはハコベ、ホトケノザはタビラコ、スズナはカブ、スズシロは大根のことで、当時の呼び名がそのまま使われている。
七草ではなくても今が旬の葉物野菜は現代ではコマツナ、シュンギク、ミズナなど多い。
たくさん食べて風邪予防などに努めたい。
 

★七福神巡り

2021年1月 6日

松の内に七福神を巡るお参りは今も盛んだが、今年は初詣もままならなかっただけにどのくらいの人が参加するだろうか。
七福神めぐりは江戸時代から始まったとされる。
日本の神様は恵比寿のみで道教の神様である福禄寿と寿老人、そして実在した僧の布袋は中国から、武の神様毘沙門天と女神弁財天はインドから、そして大黒天はインドの神と日本の神様が習合している。
祖国も宗教も違う神様が宝船に乗り幸福を授けに来てくれる七福神は縁起ものが好きな日本人らしい福の神々と言える。
全国には200余りの七福神巡りがあるそうで近年新しくつくられたものさえあるというから、科学万能の時代でも信仰は共存できるようだ。
集団行動は難しいが七福神巡りなら一人でもできる。
7日までと期限を切らなければ別にいつでもいいではないか。
コロナは難敵だ。神仏も連合軍で束になってかからなければ撃退できないだろう。大黒にも恵比寿にも福禄寿にも弁財天にも毘沙門天、寿老人、布袋にも頼んで宝船に乗って一緒に戦ってもらうしかない。
頼りにならない政府よりもはるかに頼りになるのではないだろうか。
 

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