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★幸福とは何だろうか?

2020年11月 2日

日本は世界でも自殺が多い国として知られている。
コロナ危機で経営不振や失業などで悩む人も増えて、今後自殺者が増えることも十分予想される。
コロナの影響で多くの人が仕事を奪われ、あるいは厳しい経営に直面し夢を持ちにくい時代になっている。国全体の活力が失われ、人とのコミュニケーションもとりにくくなり、絶望感、閉塞感が世の中を覆っている。
幸福とは何だろうか。
みんなが今立ち止まって考える時ではないか。
 
ビジネスに成功する。
出世し、高収入が約束され、周囲から尊敬される。
恋が実り、素晴らしい伴侶を得る。
子どもに恵まれ、明るい家庭を築く。
 
幸せにはいろいろな形がある。
歴史を振り返ると客観的には悲惨な時代もあったが、それでもその時代に生きた人がみな悲観して自殺したわけではない。
日本でも年間3万人を超える自殺者が出るようになったのは、決して貧しい時代のことではない。
幸せのシナリオは十人十色、一億人いれば一億通りの幸せがある。
 
「幸福になる必要なんかありはしないと自分を説き伏せることに成功したあの日から幸福が僕の中に棲み始めた」とは、アンドレ・ジイドの言葉である。
 
 

★「完璧」なホテル

2020年10月30日

先日、初めて宿泊するホテルにチェックインした。
玄関の自動ドアを抜けると、自動的に検温機が体温を測定し、青ランプが付く。
消毒液がおかれ、手の消毒をすると中扉が開く。
フロントデスクのビニールシートの向こうの女性が、
「お客様の前のディスプレイを操作ください」と一言。
目の前のキーボードに検索ボタンがあり、予約してある自分の名前を打ち込んでくださいと表示されている。
名前を入力すると私の予約画面が出る。確認キーを押すと画面が何回か変わり、フロント係ではなく、客である私がキーボードを操作して進めてゆく。
(クレジットカードをお入れください)
(伝票と領収書が出てまいります)
(次にルームキーと注意事項の紙が出てまいります)
というようにすべて機械の指示通り進めて行けば、あとはキーをもってエレベーターに向かうだけだった。
翌朝のチェックアウトも同様に、客がルームキーをチックイン時と同様に機械に入れると
画面に(清算はありません、おかえりください)と画面表示が出た。
 
つまりホテル滞在中、ホテルの人と交わした言葉は、
最初の「お客様の前のディスプレイを操作ください」のあの一言だけだった。
まあそれならば機械がそう言えば、あるいはPOPでも出せば。その一言さえなくても済んだだろう。
 
ホテル内には「感染予防に完璧に取り組んでいる」という自画自賛の言葉が、ロビーや、エレベーター、また部屋に置かれた案内などに書かれていた。
確かに「これはすごい」と思った。
同時にこんなホテルには二度と泊まりたくない、と先の予約をキャンセルした。
 
 

★出生数激減に思う

2020年10月29日

今年の出生数が激減する見込みだという。
もちろんコロナの影響と考えられている。今後の生活不安から出産に踏みきれない若いカップルが多いという理解が一般的だ。
育児という眼前の不安ももちろんだが、日本の将来に対する悲観論も見逃せない。
子供たちに豊かな未来を託せなければやはり出生率は伸びないと思う。
中高年は、顔を合わせるたびに「この年齢になってからのコロナでよかったよ、若い時代だったら目も当てられなかったねえ」とよく言いあう。
これから仕事をバリバリやり、子育てをし、財産を作るんじゃあたまらないというわけだ。
おそらくコロナは長い時間地球を苦しめ続け、日本経済の苦難は始まったばかりなのだ。1年程度ですでに企業は大打撃、雇用不安が始まっているが、これが何年も続けば、文明の終わりともいうべき大変動を経験することになるはずだ。
正直なところ、そんな時代に子供に苦しい思いをさせたくないと考えるのは普通のことではないか。
私はコロナの襲来で、日本滅亡への残り時間が一気に進んだとみている。
悲しいことだが、出生数減少の事実を受けとめるしかない。
末広がりの国ではなくとも、老大国なりの小さな豊かさ、楽しさを考えるべきではないかと考えている。
国滅んでも小さな幸せを守る時である。

★再び大空を飛べるか

2020年10月28日

全日空のリストラ策の概要がみえてきた。
今期決算は何と5100億円余りという空前の赤字になる見込みだ。
固定費の3割を占める人件費の削減のためにトヨタなど異業種へ大量の出向を行う。冬のボーナスはなく賃金は3割カット、副業を奨励するという。
航空機の売却も進める。国際線は羽田空港に集約、国内線も羽田と伊丹に集約することなどが骨子として報じられている。
こうした対策で長期になると予想される需要低迷に耐えられるかわからないが、生き残りのためにはなりふり構っていられないという経営の必死さが伝わってくる。
航空業界に限らずテーマパークや観光業、アパレル業に飲食業などを中心に今期の大幅赤字で会社の存続が難しくなる企業が続出すると思われる。
わずか一年前の決算で優良企業として黒字を計上していた会社が、いきなり奈落の底に突き落とされ途方に暮れているという事態があちこちで生じている。
企業経営の常識の限界を超える事態だから、政府や金融機関の厚い支援が求められるが、資金供給はできても需要そのものを増やすには限界があるだろう。
今回のトヨタに見られるような異業種への雇用の移転など産業構造の転換を官民一体になって進めてゆくしか方法はない。
もはや通常の不況対策のレベルを超えた対応が急がれる。
すでに限界点に達しており、年を越せない企業が続出する危険がある。

 

★国産ジェットの夢はいづこへ

2020年10月27日

三菱重工が国産初のジェット機として開発を進めてきた「スペースジェット」が
コロナで需要が見込めなくなり、ついに生産を凍結することになった。
巨額の開発投資を行い半世紀の夢を実現させようとしたが、6度も納期を延期してきた末の事実上の断念である。
直接的にはコロナによる航空業界の環境激変が大きな原因だ。
一時は450機もあった受注も世界の航空業界の需要低迷によりキャンセルが続出していた。
しかし、それ以前に航空機売込みのノウハウがなかったことが断念の背景にあることも事実だろう。
定員100人前後という中型機の市場ではカナダやブラジルの先発メーカーが大きくリードしており、初参入の日本メーカーは誰にどう売っていいのかつかみかねて無駄な時間を過ごしてしまったことが悔やまれる。
自動車に次ぐ新たな日本の基幹産業になるかもしれないと一時は大きな期待を寄せられていた航空機産業も残念ながら花開く前に潰えてしまった。
コロナ後日本の製造業はどうやって生き残るか、答えはまだ出ていない。

★アメリカが暗黒になる気配

2020年10月26日

アメリカから郵便ポストが次々に消えているというニュースを見た。
大統領選挙を前に、アメリカ各地で郵便ポストを撤去する事例が増えているというから驚きだ。アメリカ郵便公社のトップは熱烈なトランプ支持者で多額の献金もしている人物だ。赤字解消のための合理化と言うが、選挙では郵便による投票が全体の4割近くを占めると見込まれ、郵便投票をしにくくさせるための仕業ではないかと民主党が追及しているという。
またトランプ大統領は中西部ミシガン州で開いた選挙集会で、同州の民主党ウィットマー知事が進める新型コロナ対策を批判し「知事に州経済や学校を再開させねばならない」と訴えた。聴衆から「彼女を収監せよ」とコールが上がり、トランプ氏が「全員収監だ」と応じる場面もあった。
この女性知事を誘拐しようと企てた右翼組織のメンバーが先に逮捕されているがトランプ氏はこの右翼組織をツイッターで支持し、密かに連絡を取っていたことも知られている。
またアメリカ連邦最高裁判所の判事に保守派の起用を強行したことも、選挙結果を不服として法廷闘争に持ち込む布石と見られている。
 
今回の大統領選挙の開票結果で仮にバイデン氏が勝ったとしても、トランプ氏はそれは郵便投票で不正が行われた結果だなどとして法廷闘争に持ち込み、法廷でも負けたら右翼断定を先導してテロを起こしてでもホワイトハウスから去らないという観測が全米で出ている。
民主主義の根幹に触れる選挙の結果を認めず権力の座にしがみつけば、長期にわたりアメリカは機能不全に陥るかもしれない。
これは南北戦争の始まりだと指摘する人もいる。
そうでなくともコロナで多くの犠牲が出て経済も大混乱している時に、世界のリーダーが決まらない事態が生じれば単なるアメリカ一国の問題にとどまらない。その時ロシアや中国がどのような動きに出るかも予測がつかない。
大変な時に大変な選挙がいよいよ本番を迎える。

★霜降

2020年10月23日

本日は二十四節気の一つ霜降である。
いよいよ朝晩の寒さも本格的となり霜も降りる頃というわけだ。
今月初めまで残暑が残っていたのに、このところ一気に寒さが増してきた。
確実に暦は進んでいるようだ。
扇風機などを片付け、代わりに暖房器具を用意している家も多かろう。
私が子供のころは暖房といえば火鉢に炬燵に湯たんぽだった。
しかし今では炭の調達が難しく、時代遅れというよりも貴重品ともいえる火鉢は旅館にでも行かない限り見なくなった。
また一般家庭でも和室が減る一方で炬燵も絶滅危惧種ならぬ「絶滅家具種」に指定されそうな雲行きだ。
生活様式の変化で、サッシで冷たい外気が部屋を襲うこともなくなり、エアコンで部屋中を暖めるのが普通になっている。かつては冬の果物リンゴは常温で贈答などで送っていたが現在は冷蔵で送るケースが増えているのも、部屋の暖房を考えてのことで、到着後は冷蔵庫に入れてほしいと産地では話している。
冬でもアイスクリームが売れる時代なのだ。
 
それにしても四季の国で春と秋が短くなったのがいかにも寂しい気がする、

★家計の貯蓄率過去最高の先に

2020年10月22日

内閣府が公表した今年4~6月の家計の貯蓄率は23.1%と比較可能な1994年以降で最高となった。新型コロナウィルスの感染拡大を受けて政府が配った1人10万円の給付金が貯蓄に回ったとみられる。
未曽有の経済危機、しかもコロナ終息が見通せない中で今後雇用不安が深刻になると考えれば、少しでも貯蓄を増やしておこうという生活防衛に走った家庭が多いと想像できる。
 
コロナ後全く異なる経済社会が現出した時、これまでのビジネスが通用しなくなり、大量の失業者がはじき出される危険性がある。
過剰雇用を新たに生じる産業分野が吸収出来ればいいが、それができないと家計崩壊、そして家庭崩壊を招く犠牲者が増えて社会不安が増大する。
コロナ禍で生き残れた人と、そうでない人の経済格差は大きくなるはずだ。
 
そうした危機感の現われが過去最高の貯蓄率になったとすれば、危機が現実のものとなったときどんな社会不安が想定されるか?
財務省は給付金を配っても貯蓄に回ったから意味がない、という倒錯した議論を展開しがちだ。
それは給与と雇用が保証されている公務員のあなたたちだから言えることではないか。
財務省の皆さんのお気楽な戯言で、社会常識からかけ離れていると主張するのが国会議員の仕事だと考える。

★魅力度最下位栃木県

2020年10月21日

最下位脱出、茨城県!、隣の栃木県が変わって最下位転落!
都道府県魅力度ランキングの結果が出た。
民間調査会社「ブランド総合研究所」が発表した今年の都道府県魅力度ランキングによると、1位は12年連続北海道で、2019年まで7年連続最下位だった茨城県は過去最高の42位になった。
それにしても群馬県の40位をふくめ、首都圏一都三県以外の群馬、栃木、茨城のランキングが低いのはどうしてだろうか?
栃木は日光、茨城は水戸やひたちなか海浜公園につくばといった観光地もあり、群馬にしても全国人気上位の温泉である草津や伊香保がある。
この調査は消費者およそ3万人を対象にインターネット調査を行っているが、想像するに観光などで行きたいところのイメージが強く反映され、住みやすいという視点では回答がなされていないし、そもそもサンプル数が地方都市には多く割り当てられていないので、都道府県の実力を反映しているわけではないと考えられる。
1位北海道、2位京都府、3位沖縄県、4位東京都、5位神奈川県という上位の並びを見ても観光の視点重視は一目瞭然だ。早い話日光は好きで何度か行ったことがあるという人でも、栃木県に行くという意識がなければ県名を意識することもないに違いない。
私は今後テレワークなどで、東京近隣三県を飛び越えて茨城、栃木、群馬の暮らしやすさを感じて移住する人も増えると睨んでいる。
暮らしやすさという視点で新しい魅力を感じる人が増えることを期待したい。

★台風シーズンは峠を越えた?

2020年10月20日

どうやら台風の警戒時期は峠を越えたようだ。
夏の猛暑をもたらした太平洋高気圧が衰退し、偏西風に流された台風はこの高気圧に行く手を阻まれることがないため、列島の手前で東へ東へとそれてゆくと思われるからだ。
昨年は度重なる台風上陸で大きな被害をもたらしたが、今年は本土上陸の台風はないままシーズンを終えることになりそうだ。そうでなくともコロナで大変な年に大規模な避難などがなく、とりあえずホッとしている。
コメの収穫も順調のようでそのことは喜ばしい反面、今年は消費の落ち込みで米価は下落傾向、農家にとっては手放しでは喜べないようだ。
今年は冬が早そうである。
インフルエンザとコロナのダブルパンチが危惧されるものの、清潔励行でいまのところインフルエンザ大流行の兆しはないというのはありがたい。
自然と闘い、ウィルスに気を配り、右見て左見て毎日を安全に暮らすことは決して簡単なことではない。
今日も一日、どうぞご安全に。

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