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★コロナなお拡大

2020年12月17日

 東京都は新型コロナウイルスの感染者が16日新たに678人確認したと発表した。12日の621人を上回り、過去最多を更新した。「人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO(エクモ))を使用」とする都基準の重症者数は69人で緊急事態宣言解除後の過去最多を更新した78人より9人減った。 感染者678人の年代別では、20代が184人と最も多く、30代が123人、40代が107人と続いた。65歳以上の高齢者は94人だった。数字自体は検査数が増えているのだから増加していくのは当然と言えば当然ではあるが、その感染力は冬場に入り一強まっていることも間違いない。
アメリカやイギリスではじまったワクチン投与に期待する声は大きいが、感染拡大に一定の効果があったとしてもすでに感染した人の治療に効果があるわけではない。ワクチンに期待しすぎるのは早計ではないだろうか。
「GOTOトラベル」の停止も大きな決断だったが、この事業が感染拡大のすべての原因であるわけでもない。経済を止めてしまえば、影響を受ける人への補償も必要だが、政府の財政も火の車だ。
私は、コロナは我々が築いてきた文明を壊す可能性もあるとさえ考えている。日本で終息するのに5年、経済が元に戻ることはもはやない、という前提で行動すべきだと思っている。だから疎開までしたのだ。
株式市場のから騒ぎ、アフターコロナで成長する経済を毎日明るい表情でノー天気に伝える古巣の「テレビ東京」に、もしいま自分が勤務していたら直ちに辞表をたたきつけていただろうと思う。
おまえら本気かよ?

★服に福は来たらず

2020年12月16日

前橋での日常が始まって気が付いたことがある。
お洒落着を全く必要としないのだ。
毎日ジャージの上下にスニーカーで過ごしていても問題を感じない。
もちろんここ数日は引っ越しとその後片づけに翻弄されていたからという事情もあるが、落ち着いてきて仕事を始めるようになってもさして変わらない。
何しろテレワークで、引っ越してから一週間、まだ電車にも乗っていない。
外出のほとんどはクルマだからショッピングセンターなどへも普段着で問題はない。周囲の皆が同じような服装なのだ。
自分自身のことを考えてもおそらくよほどのことがない限りもう新しい服を買い求めることはないかもしれない。
ちなみに、これまでは年にコート1着、スーツは夏用と冬用各1着、それにジャケットやセーターなども購入していた。取り立ててお洒落のつもりはないが、毎日外を歩くし、講演などにも出かけるのでこのくらいのペースで買っておかないと体型の変化に合わない服ばかりになってしまう。
しかし、いまやテレワーク、オンラインミーティング、講演などもオンラインの時代になった。一度それでよしとなれば無理に経費をかけて一堂に集まることはコロナ後もなくなるだろう。
これでは服を新調しても意味がない。
アパレルメーカーや百貨店など小売の人たちには気の毒だが、残念ながら新しい服を必要としない時代が来てしまったのだ。外食産業や観光業ほどすぐに業績急落とはならないまでも、これから長期低落傾向は免れない。
価格を下げれば売れるというレベルではない。
需要がなくなったのだ。
百貨店の利益の7割は衣料品と言われる。またショッピングセンターの専門店街の半分以上を構成しているのも衣料品店である。
この時期売れ筋のコートなどが最も収益に貢献するのだが、外出自粛、ボーナス激減も加わり悲観的な見通しである。
ライフスタイルの変化が社会を大きく変えようとしている。

★納め詣

2020年12月15日

 毎年一年納めのお参りに行くことにしている。
12月28日前後である。
元日は大賑わいの川崎大師も年末はガラガラ、境内では正月の準備に追われている。
本殿に上がって祈祷をしてもらい、今年のお礼と来年の無病息災を祈ってお札をもらう。
多くの人に「初詣は元日でしょう」と笑われてきたが、このほうが仏様神様もゆっくり願い事を聞いてくださるゆとりがあるだろうと考えてのことだった。
 
そんな私流のお参りがこの年末は増えそうだ。
政府も「GOTOトラベル」を年末年始中止する決断をした。
帰省や旅行はもちろん、初詣も初売りも今回は期待できそうにない。
前橋市役所の近くに「ニューイヤー駅伝を路上で観戦しないでください」と横断幕が出ていた。
元日恒例行事、初めての群馬の正月を楽しみにしていたのだが・・・。

★討ち入りってなあに

2020年12月14日

元禄15年12月14日、大石内蔵助率いる赤穂48士が江戸本所松坂町の吉良上野介邸を襲い見事主君の仇討ちを果たした事件は、その後歌舞伎はもちろんのこと映画やテレビでも繰り返し取り上げられ、日本人の精神構造とも深く関わりあっていると言われてきた。
しかし近年、この「忠臣蔵」を知らない人が増えているようだ。
数年前、12月14日に泉岳寺ツアーを行ったのだが、参加した20代から40代の人たちの多くは私が事件の概要を説明して赤穂浪士の墓参りをするまで、どんな事件でなぜこの泉岳寺が関係しているのか知らない人がほとんどだった。ましてそれより若い人となれば、近年はテレビで紹介されることも少なくなっているだけになおさら知らない人ばかりではないか。
事件自体が直接日本の政治に関わることではなく、教科書でも取り上げられる内容ではないから、これはある意味仕方がないことかもしれない。
主君の無念を晴らすために命懸けで戦うという価値観もいまや尊重される考え方ではないのかもしれない。
やがて令和の次、あるいは次の次の時代になればもはや「忠臣蔵」も消え去る運命かも知れない、と思うと少しさびしさを感じてしまうのは私だけだろうか。

★新生活スタート

2020年12月11日

一週間ぶりである。
まるで飛行機で遠くへ旅行したような時間の隔たりを感じる。
テレビで見る渋谷や心斎橋のマスク姿の人の群れがよその国にみえる。
「コロナ疎開」とは我ながらよく言ったものだ。
家から出かけるのはクルマ、行く先の大型店の数々は広々して都会のような混雑とは無縁。
これならコロナはまず関係ない。
もちろん群馬もコロナと無縁ではない。
しかしそれは夜の街や、工場、病院などでのクラスターでいまの私の生活圏ではない。
 
三日間段ボールの海を泳いでいたがようやく椅子に座り、テレビもパソコンも動き出した。
夜が明ければ、山の稜線の美しさが待っている。
さあ新しい生活の幕開けだ。

ワーケーション 7 ★地元の人との共生

2020年12月 4日

 
知らない土地に移り住むと、人間関係が不安になる。
まず気が付いたのは、群馬県は茨城県や栃木県など近隣県と比べても方言がきつくないということだ。
知らない表現、異なるイントネーションの世界に中高年になってから入ってゆくのは正直たいへんだ。
今まで接したかぎり群馬県の言葉はきわめて共通語に近い。
また地元の人だけのコミュニティに突然新参者が入るのも気疲れする。
幸い新居の周囲は新興住宅地で比較的若い年齢層が移り住んできた土地だ。
家を紹介してくれた不動産会社の担当者は誠実で様々な情報を提供してくれた。
将来転売の時にはもう一度世話になりたいと思うくらいだ。
また引っ越しに伴いいろいろ買いそろえるものも多かったが、家電量販店、ホームセンターなどの店も大規模店ではあったが販売員の接客はしっかりしており、都会で感じる以上に親近感にあふれる応対で好感が持てた。今後もたびたび世話になりたいと思う。
ご近所の挨拶回りも終えたが皆さん親切に地域のことを教えてくれ、これならばなんとか溶け込めそうだと一安心している。
誰一人知り合いのいない町ではあったけれど、今はホッとしている。
長年都会のマンションに暮らしていても住民同士ほとんど交流もないというケースは多い。
近隣の人たちとの共生は、移住民にとってシニアライフを充実させるためにも重要なポイントであると考える。
ところで、前橋の買い物中に財布を落としたようだ。
大型店に電話で問いあわせたところ、保管しているという。
すぐにとりに出向き、一円もかけることなく返却してもらった。
こんなところも地方都市のありがたさの一つかもしれない。

                       (この項続く)

ワーケーション 6  周囲の環境を検証

2020年12月 3日

前橋の新居が完成し、10月末にはカギをもらった。
その後何度か足を運び、改めて周囲の環境を確認した。
まず自然環境は、文句のつけようがない。
クルマで1時間圏内に赤城山、榛名山、軽井沢、草津温泉、伊香保温泉、日光戦場ヶ原などがある。30分圏内に秘湯と呼べる温泉がいくつもある。少し走れば田園地帯がひろがり、紅葉も美しかった。
また近所の大型ショッピングセンターだけでなく、日本最大の家電量販店の本社がある他、大型ホールセールクラブ、パワーセンター、ホームセンターなどがひしめき、買い物環境は東京の比ではない。
農協直売店なども点在し、野菜はもちろん肉類も安い。山を越えれば新潟の魚沼だけにコシヒカリなどブランド米があちこちで売られている。
海なし県だが、新潟寺泊港直送の大型鮮魚店がおどろくほど安く新鮮な魚を並べて人気を集めている。
おそらく横浜と比べて実際に購入する日々の品々の食品・日用品の物価水準は相当低くなるはずだ。
テレワークだけなら山あいの別荘でもできるが、おそらくすぐに飽きるだろう。
適度の便利さ、多様な自然や文化交流の窓口があって初めて充実した生活となると思う。
その点県庁所在地は文化施設や官公庁、金融機関という基本的生活インフラを備えている。そのうえで周囲の自然環境が多彩で買物のチャンネルも充実していることが満足度を高めることにつながるのではないだろうか。
 
                           (この項続く)

ワーケーション5 ★はたして旧物件は売れるのか

2020年12月 2日

前橋に新居候補は見つかった。
しかしこれまで住んでいた横浜の家が売れなければ計画は絵に描いた餅である。
横浜戸塚の自宅は10年前中古で購入したもので戸塚駅から歩いて5分の所にある。
大手不動産会社2社に見積もりを頼むと、近年周囲のマンションの価格が大幅に上昇しており、物件が少ない戸建ては高値で売れると、両社とも10年前の購入価格を上回る強気の値を付けた。
彼らによると「すでに東京の商業地から価格が下がっており、住宅地の地価が下がるのも時間の問題。今が売り時」と力が入っていた。
両社のうち高く査定したほうの会社に絞り、ホームページに掲載されると最初の日曜日にもう見学者が来て、その日のうちに申込書をもらった。
あっけなく売れてしまった。
横浜を売り、その半値以下で前橋の新居を買うことができた。
絵に描いた餅が、焼けておいしいそうな匂いも漂ってきた。
                             (この項続く)
 

★ワーケーション 4 

2020年12月 1日

群馬県前橋市に初めて家探しに行ったのは9月だった。
10軒余りの物件を紹介されたが、そのうちある建築中の戸建て住宅に注目した。
前橋駅から両毛線の高架橋の下の道を歩いて徒歩8分の場所だ。高架橋の下というのはからっ風と雨を防ぐ疑似アーケードのようなものだ。
アクセスよし。
さらにこの住宅から7分歩くと大型ショッピングセンターがある。
スーパーと大手家電量販店を核テナントにシネコンから大型書店、フードコートなどもある本格的なショッピングセンターである・
地方都市でありながら駅とショッピングセンターに歩いて行かれるというのは魅力だ。
人口減少はすでに始まってはいるが、この一角に限って言えば新しい住宅が立ち並び、ショッピングセンターのコバンザメ効果を狙って新しい店が次々登場している。
環境よし。
次に物件だ。
住宅は200平米の土地に4LDK、駐車場4台、庭も別にある。
これで3000万円弱!
東京や横浜ではマンションも買えない金額ではないか!
 
                       (この項続く)

 

★ワーケーション3  前橋国盗り物語

2020年11月30日

ワーケーション戦略で群馬県にターゲットを絞り、中でも前橋に注目したことを紹介している。
「前橋の夏は暑そうだし、冬は寒そうだぜ」
夏の猛暑ランキング常連の熊谷や舘林が近い。しかし東京でもそんな真夏の暑い盛りに出歩いたことはないのだから、エアコンが効いた部屋で過ごすかぎり、しのげないことはないと思う。
また冬の最低気温は同じ北関東の県庁所在地でも宇都宮のほうが3度くらい低いようだ。これも最低気温を記録するような時間帯に外に出なければいいのだ。
気温よりもむしろ平地ではほとんど雪が降らないことのほうに注目した。
やはり雪に閉ざされると生活も仕事も大変である。
念のため住宅を探すのに駅から歩いて10分以内のところに絞った。
全国有数のクルマ社会ではあるが、雪が降れば高速道路は危うい。その点駅まで車ではなく歩いて行かれる範囲というのは慣れない土地に住むうえで安心感がある。
あとは「風」だ。
上州のからっ風は名物でもある。
これは実際に住む家が風に直に当たるかどうかが重要なポイントだろう。
 
以上駅から歩け、北からの季節風を防げ、日当たりがよく冬の寒さをしのげる家・・・。
候補を数件当たり、ついに建築中の戸建て住宅に行き当たる。
                            (この項続く)

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