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第38回 6月 西九州道の駅めぐり

長崎市内を出て今日の目的は有明海沿いの一般道を経由して佐賀、そして福岡へと入るルートだ。
国道207号を諫早方面へと向かう。
有明海の遠浅の海の向こうに雲仙岳が見える。
穏やかな日差しのもと、自然と戯れるドライブは自動車専用道では味わえない魅力だ。

この道路沿いには大きな道の駅が2つある。
「道の駅 太良」では、有明海を一望できる展望台があり、望遠鏡で有明海の生物なども見られると案内していた。
ここは冬はかきいれどきだ。

目の前の有明海で獲れる竹崎カニは今がまさに旬。
ワタリガニのことだがとくにこの辺りではこう呼ぶ。
夏はオス、秋からはメスが中心で腹に卵が詰まっているのがうまい。
塩ゆではもちろん、天ぷらでも味噌汁でもグラタンでも使える有明の幸だ。
また太良みかんも今が盛り。
日照時間の長い山麓はみかんの生育に適しており、甘いミカンとして知られる。
ここで「海鮮ちゃんぽん」の昼食をとる。

続いてわずかの距離で佐賀県鹿島市に入ると「道の駅 鹿島」がある。
ここではどろんこの海「潟」に洋服を着たまま飛び込む「ガタリンピック」が有名だ。
さすがにこの時期は寒いが、夏は若者や家族連れのどろんこ姿が目立つ。
シャワー施設などもあり、多くの人が大騒ぎしている。
ストレス解消にはいいかも。


道の駅鹿島の裏には潟が広がる


道の駅鹿島は度々表彰されている


ここの売り場にも有明の珍魚ムツゴロウやワラスボなどが並んでいた。
冬場の11月から3月までは、有明産の牡蠣が店頭に並び、採れたての牡蠣を焼きながら食べる事も出来る。


太良も鹿島も有明の珍身が並ぶ


道の駅から10分ほど寄り道して祐徳稲荷神社でお参り。
全国的にはあまり知られていないが京都の伏見稲荷、関東の笠間稲荷と並ぶ三大稲荷に数えられており、九州では大宰府天満宮に次ぐ参拝客を集めている。
楼門などは大変立派で、ツツジの時期の花見の名所として知られている。


祐徳稲荷は荘厳な境内で知られる


稲荷詣での後は、佐賀市を経由して市の郊外大和町にある「道の駅 大和」による。
「道の駅 大和」は、渓流沿いにあり青果物を中心に販売しているが、市内中心部から大型スーパーを通り越して買い物客が来るほど売り上げの高さで知られている。
駐車場は休日はぎっしりで、交通整理の警備員も動員されている。
この時期ここの名産は干し柿である。
300年の伝統がある干し柿は贈答にも使われる人気商品だ。


道の駅大和は休日は駐車場満杯の大盛況


今晩はここから近い古湯温泉の「旅館杉乃家」に宿泊する
最近、改装で個室露天風呂の部屋もできた。
湯につかりながら天山などの雄大な山々を眺めると、都会暮らしにせせこましさを忘れてしまう。
鯉のあらいや山菜料理盛りだくさんの夕飯を食べているうちにもう眠くなってしまった。


古湯温泉の「旅館杉乃家」