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ネットをフル活用!全国から集客する「油圧メンテナンス」の「リョーワ」

全国の新聞に広告を出し、ネットのアクセス数を高めておいて、本当に求める顧客にアクセスしやすいように工夫した「リョーワ」。
九州にありながら、「庭先」にある空港をフル活用して全国の顧客にクィックレスポンス。
「油圧メンテナンス」という地味な分野ながら顧客満足を高めることに成功した。

リョーワ

「機械のスイッチを押すとモーターが回り始める。張りつめた空気の中、圧力が上昇していく独特な音があたりに響き渡る。やがて油圧ポンプの音が安定し、機械は何事も無かったかのように正常に動きはじめた。油漏れもない。緊張していたお客様と当社のスタッフに安堵感と笑顔がこぼれる。そしてお客様から『ありがとう』の一言。修理完了後に行う試運転確認の光景ですが、これこそ私たちの会社の喜びの瞬間です」
油圧機械のメンテナンス業「リョーワ」の社長、田中裕弓さんは、こう語る。
「リョーワ」は北九州空港を対岸に臨む福岡県苅田町にある。
近くには希少な生物であるカブトガニの産卵地である曽根干潟があるところだ。
自動車部品からクレーン車、あるいは重たいものを動かす工場の機械など油圧が使われている場面は数多い。
「ですから当社への修理などの依頼も多岐にわたっています。宇宙センターから、遊園地のレジャー施設までさまざまな修理やメンテナンスの相談や注文が当社をネットで知った全国の事業所から飛び込んできます」
こう話す田中さんの父親が「リョーワ」を興したのは、昭和43年。
当時北九州は鉄鋼業が全盛期、油圧を多用する「重厚長大」型の産業の集積地だった。
その後この地域は自動車工場が相次いで進出してきた。2005年には「リョーワ」と道路を一つ隔てた土地にも大手自動車メーカーの工場が完成。さらに高速道路の開通と新北九州空港の開港もあり、最高の立地条件となっている。
「リョーワ」は特定のメーカーに限定することなくどこの機械メーカー・油圧メーカーの製品でも修理・メンテナンスに応じ、急なトラブルにも対応している。製造した会社がすでに倒産してメンテナンスを受けられない機械や、図面がない古い機械でも修理をするというのが強味になっている。
「わが社の基本方針は『休止費用の削減』」。故障した機械が少しでも早く稼働できるように、そして止まりにくい機械をお客様と共に創り上げていくことを心がけています。単に機械修理を提供しているのではなく、お客様に「安心と感動」を提供する。お客様、特に保全担当の方が、深夜や休日でも安心して休むことができる、そんな設備づくりをすることが当社の役目だと考えています。また油圧機器の販売、油圧ユニットの設計・製作、配管工事、配管内フラッシング、試運転立会、メンテナンス、改造工事までと業務間口を広げ、油圧の専門集団となっています」と田中さんは強調する。
産業機械の動力方法は近年、静かで省スペースで油漏れのない電動式が増えており、油圧式は押され気味。しかし多くの現場では今も様々な油圧装置が現役で稼働している。
田中さんは、「やる気と笑顔あふれる日本一の油圧・メンテナンスの専門集団をめざし、お客様から「油圧のことならリョーワに聞け」と言われるように、油圧装置がある限り、全力で「油圧」を応援し続けます」と語る。
力を入れているホームページの「がんばれ!油圧」というタイトルが印象に残った。

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